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私、英里奈には、死んででも守りたい人がいます。
英里奈
おはよー、冬馬！
冬馬
よー、英里奈！
そう。冬馬だ。 冬馬は私を救ってくれた。両親が目の前で殺されて、これから生きていけるか分からないと思った私を、、、
英里奈
冬馬、
冬馬
なんだ？
英里奈
前見て。
冬馬
ん？
ゴチン
冬馬
いっー！
英里奈
大丈夫？
冬馬
それよりも学校遅刻するぞ
冬馬
あっ、信号が赤になっちゃう！！！いーそげー
信号が赤になったが冬馬は、、、
英里奈
冬馬！
冬馬に車が突っ込んで来た。
冬馬
いってー！
英里奈
大丈夫？
冬馬
英里奈、お前が助けてくれたのか？
英里奈
当たり前！
英里奈
私はあなたを死なせない。
冬馬
なんだよそれ。
学校
拓馬
なぁ冬馬。
冬馬
？？？
拓馬
この前の喧嘩の続き。
冬馬
上等だ。
ドン
バンッ
バシッ
冬馬
ぐっは！
拓馬
弱くなったのか？
拓馬
とどめだ！
英里奈
ﾋｮｲ
冬馬
どわっ！
冬馬
ちょっなんだよ！
英里奈
、、、
冬馬
下ろせよ！
拓馬
ふん！よかったな！
拓馬
いつでも英里奈が助けてくれて。おぶってもらって。
冬馬
う、うるせー！
冬馬
おい！英里奈下ろせ！
冬馬
わっ！
冬馬
もうちょい優しくおろしてくれたっていいだろ。
英里奈
いつもそうだ。もうちょっと自分の体を考えて行動して。
冬馬
、、、わりーな。
翌日
英里奈
(冬馬、遅い。)
英里奈
(いつもなら、もうとっくに着いてるはずなのに。)
ピーポーピーポー
英里奈
、、、まさかね。
学校
男子
おいおい聞いたかよ！
女子
うんうん！冬馬が猫を守るために道路に出てひかれたんだよね。
英里奈
！！！
英里奈
ねぇ！それほんと？
男子
お、おう。
英里奈
う、、そ。
英里奈
英里奈
そ、んな。
英里奈
うっ、うっ、😭😭
男子
でも！死んでない！
女子
そうそう！
英里奈
でもっ！私は！私は！冬馬を守れなかった！
英里奈
それはかわりない。
病院
英里奈
冬馬、大丈夫？
冬馬
お、おう。
英里奈
、、、ごめん。私が守ってやれなくて。
冬馬
お前のせいじゃないよ。
英里奈
でも、私があなたを守るって約束した！
冬馬
お前のせいじゃない！
冬馬
俺が猫を助けたのは、お前が猫を大切にしているというのが頭に伝わってきたんだ。
冬馬
だからとっさに俺は道路に飛び込んだ。
冬馬
俺、気づいたんだ。
英里奈
なにを？
冬馬
俺がお前を最初に助けたときから今まで、お前が好きだったんだ。
英里奈
！！
冬馬
だから俺はお前をきづつけたくないんだ！
英里奈
あ、あり、ありがとう。
英里奈
私を救ってくれて。
冬馬
おう！
冬馬
で、告白の返事は？
英里奈
OK、、、だよ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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