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黄
青ｯ、ちゃ
涙でぐしょぐしょになった顔
そんな顔にも可愛いと感じる僕は少し、、 少しだけおかしいのかも
もっとその顔が見ていたい
ずっと一緒に眠っていたい
黄
わ、別れてください
は？
黄
、もうｯ限界なんです
青
、、僕わかっちゃった
青
これ、夢なんでしょ、？
青
きっと目を開きふと横を見ると心地よさそうに眠る黄くんが居る、！
青
僕、偉いから分かっちゃったんだ
青
ほら黄くんも早く起きよう、、？
青
先に行っちゃうよ
青
黄くんは夢のなかで置いてきぼりなの、
青
僕もう起きちゃうよ、、？
青
僕もう起きちゃうよ、、？
あぁダメだこの人は狂ってる
僕のことを何度も何度も殴ってきたのに
別れを告げるとこの様だよ
罵詈雑言をかけられたことなんてない
なのに無言で僕の身体を傷つける彼はとても
とても怖かった
僕だってこの状況を夢だと、悪夢だと思いたい
僕から告白したのに僕から振るなんてクズだよね
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
青
なんか言えよ
黄
へｯ、？
青
僕が怖いの？
青
僕が嫌いなの？
青
僕と別れたいの？
彼氏が怖い
でも嫌いじゃない
だから別れたくない
でも僕自身を守るために別れたい
こんなこと青ちゃんには言えない
黄
怖くないよ、、青ちゃんのこと大好きだよ
黄
青ちゃんと別れたくないｯ、
青
そうだよね
青
黄ちゃんならそう言ってくれるって信じてた
彼は僕を強く抱きしめる
僕には抱きしめ返す勇気がない
大好きで大嫌いな彼に抱かれ眠る
青
おはよ、黄ちゃん♡
目を覚ますと横には青ちゃんが居た
黄
お、おはようございます
青
今日いい天気だよ、どこかおでかけする？
外に出られる状況じゃない
黄
今日はお家でいたいです、
青
そっか
本当に僕ってバカだなぁ
どうせまた青ちゃんは暴力を振るう
なのに愛されてしまうから愛してしまう
こんな関係が一生ダラダラと続くのだろうか
そんなのって辛いなぁ、、
キスをしたら
ハグをしたら
頭を撫でてもらったら
手を繋いだら
ドキドキできるのかな
恐怖が勝ってしまったらどうしよう
もうそんなことすらどうでもいい
今までの6年間も全部夢なんだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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