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ワイテルズ短編集!

24 - 赤色さんが消息を絶つ話

♥

1,051

2021年05月15日

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作者

どうもっ!お久しぶりの作者です!

作者

といっても昨日お知らせ出したけど…w

作者

今回は勉強中に思いついたお話です!

作者

まぁ主役はいつも通りですね()

作者

それではスタート!

Broooock

ん…

あれ、ここどこ…

敵国の軍人

漸く目を醒ましたか

Broooock

っ!

話しかけたのは敵国の軍人だと理解し殺そうとする、が

手枷と足枷を付けられているので殺せない

Broooock

…僕をどうするんだよ

敵国の軍人

おや、話が早いなぁ

Broooock

帰してよ

敵国の軍人

帰すわけ無いだろう?

これを言われるのは想定内だった、けど

敵国の軍人

だってお前の帰る場所なんて無いのだから

Broooock

え、?

そう言って軍人がみせたのは

皆が肌見離さず持っていたしろっぽ。

Broooock

なん、で、

敵国の軍人

何故か、ねぇ

敵国の軍人

“殺した”から

Broooock

う、そ…

敵国の軍人

証拠だってあるよ?

Broooock

い、や

僕が拒否したのを聞かず軍人が僕に見せたのは

皆が死んでいく映像

Broooock

そんな、皆が、死ぬわけ、

敵国の軍人

死んだんだよ

軍人が耳元でそういった時、

Broooock

あああああああああああああ!

僕は壊れてしまった。

それから、僕はこの国で働かされたり実験台にされたりした

働くのはいやだ、けど実験台にされるのはもっといやだった

実験台というのは、まぁ身体強化の注射打たれたりとか

それで腕が注射の跡だらけになってた

注射のせいで暴れたりもしたから痣もいっぱい

そんなの、死にたいって思うしかないじゃん?

だから何回も死のうとしたんだけど…

注射のせいで死ねなかったw

そう思い続けて数ヶ月経った。

Broooock

敵国の軍人

やあ、実験台のぶるーく君

Broooock

敵国の軍人

あら、無視?

敵国の軍人

まあいいけど。

敵国の軍人

今日はね____

Broooock

その軍人の口から零されたのは

僕を売る

そんなの『は?』って思うしかないでしょ

ついでに殺してくれたらよかったのに

まぁ僕売ったらお金来るしそりゃ売るか

敵国の軍人

んじゃ、明後日ね〜

Broooock

明後日かぁ…

売られたらどうなるんだろ。

売られる当日。

僕は違う服に着替えさせられてオークション場へ連れて行かれた

なんか布被せられて手錠かけられた。何でだよ要らないでしょ

そう思ってたら関係者か誰かに誘導されて超目立つところに立たされた

何でだよ

まぁ僕商品だし当たり前か

そんな風に考えてるとオークションが始まった

始まると僕にスポットライトが当てられて、歓声が湧く

そういえば確か僕みたいなのってめずらしいんだよね

茶髪に蒼い瞳。

あれ、もしかして皆って珍しかったのかなぁ()

そう思っている間にもオークションは進んでいく。

どんな人に買われるんだろうなぁ、できたら買った後殺してくれないかなぁ

なんて考えていると

???

100万

聞こえるはずのない声が___

Nakamu

…Broooockからの通信が途絶えた

Broooockが急に居なくなった

脱退なんてあるはずがない

だってこの前まで一緒に笑って話していた

あの笑顔は偽物なんかじゃなかった

誘拐された…と考えているが

スマイルからの情報はない

Nakamu

…チッ

それから数ヶ月。

未だBroooockの消息は途絶えたまま。

Broooockが居ないから、大分メンバーの士気も下がってきている。

イライラしていると、とあるオークションに関わる新聞に目を見開いた

“茶髪に蒼い瞳の青年”

その人の写真もあった

大分姿は変わってしまっているが、Broooockだった

そのオークションは明日の昼から始まると書いてある

Nakamu

いくらあったらいけるかな…

Nakamu

Broooockは『茶髪に蒼い瞳は希少』だって言ってたから、結構人も来るのか…な

Nakamu

取り敢えず…

オークション会場

Nakamu

…ここか

オークション会場って中々来る機会がないんだよな

あと少しでオークションが始まる

いや人多過ぎない?Broooockそんなに希少だったの?

まぁ、行きますか

オークション開始

開始の放送とともにスポットライトが点く

Nakamu

やっぱりBroooockだ…(小声)

そして声が飛び交っていく

え、何1万からってBroooockの価値そんなんで見てんの?

まぁ全然持ってきたお金でいけそう

それじゃ

Nakamu

100万

俺の声に歓声が湧く

え、逆にそんなここだめなの?

びっくりするわ

まぁ、Broooockを買っちゃいました()

Broooock

え???

あ、どうもBroooockです

現在の状況をお聞きしたいと思います

現場のBroooockさ〜ん?

どうも現場のBroooockです

いや本当にふざけてる場合じゃないんです

えーとですね

Nakamuと思われしき人物に買われました

え、生きてるの?

僕あの軍人さんのことめっちゃ信じちゃってた。

他の皆は生きてるかな?

オークションの関係者

では、これで手続きは終わりです

Nakamu

ありがとうございました

あ、終わった

オークションの関係者

それでは、気をつけてお帰りください

Nakamu

ありがとう

帰り道

うわあ2人きりきまず〜い

どうしよ〜う

Nakamu

ねぇ

Broooock

Nakamu

Broooockだよね?

あ、これもう完全にNakamuじゃん

いやさっきわかってたけど

こんなの喋れない〜

Nakamu

ねぇ、Broooock

Broooock

…何

Nakamu

どこ行ってたの

Broooock

Nakamu

教えてよ

Nakamu

心配だったんだ、から

そう言ってNakamuは泣き出した

Broooock

僕だって…(小声)

Nakamu

Broooock

僕だってっ、すっごく、寂し、かったよ…

Nakamuにつられて、僕も泣いてしまった

それから数分、一緒に泣いた

そして落ち着いてきた頃…

Nakamu

グスッんで、どこグスッいってたのグスッ

Broooock

グスッ言い難いことなんだ、けどグスッ

Nakamu

そっか…グスッ

Broooock

Nakamu、あのねグスッ

Nakamu

なに?

Broooock

ありがと

Nakamu

Nakamu

どういたしまして!

そう言って2人で一緒に帰った。

きりやん

___で、全員呼んで何かあったか?Nakamu

Nakamu

それがあったんですよ

スマイル

何があったんだよ

Nakamu

ふっふっふ

Nakamu

入ってきて

Broooock

は〜い

ガチャ

Broooock

皆〜久しぶり〜

きんとき

え、

シャークん

ぶるー、く?

Broooock

え、そんなに驚いた?

Nakamu

そりゃ驚くでしょ

全員

Broooock!(NakamuBroooock以外)

きりやん

どこ行ってたんだよ!バカ!

スマイル

心配したんだぞ!

シャークん

ほんとに!何があったんだよ数ヶ月帰ってこなくて!

きんとき

でも無事で良かった!

うわあ、Broooockが目を丸くしてる()

Nakamu

まぁ、取り敢えず

全員

お帰り!Broooock!(Broooock以外)

Broooock

…ただいま!

End

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コメント

4

ユーザー

途中でネタを入れてくるの本当に……最高ですね(*´∇`*) 今回も凄く面白いというか感動するというか、とにかく最高でした。これからも応援してます!

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