夢主
…なんで、相澤先生まで
相澤
なんだ、おかしいか
ムスッとしている
少し愛らしい。
夢主
いや別になんとも言ってないですけど。
すぐに否定した
悟られるのだけはごめんだ。
いつもと違う教室の雰囲気
静かでは無い
マイク先生と相澤先生の声で
溢れかえってしまいそうだ
でも、そんな雰囲気も
夢主
…ふふっ
悪くないな、なんてね
マイク
!!
マイク
夢主は、そんな風に笑うんだな!
夢主
…べつに。
笑ってしまった事が
少し恥ずかしく感じてきたから
顔を見られないように、そっぽ向いた
相澤
かわいいな。
不意にそんな言葉を言うものだから
相澤先生の方を見るしかなかった
夢主
え…///
相澤先生まで、何を言っているのだろう
どんどん暑くなっていく。
顔から湯気が出てきそうだ
マイク
っ、ぷはっ!
マイク先生が、笑いを吹き出している
マイク
夢主な、やっぱかわいいじゃんか
夢主
…やっぱってなんですか///
ニヤニヤしている
夢主
…ニヤニヤしないでください。
相澤
…一応俺の生徒なんだが?
相澤
おいマイク、言い残すことあるか。
この空気で私もわかった
マイク先生…終わったな。って
マイク
…スイマセンデシタ
相澤
もう二度とすんなよ
マイク
…ハイ
一件落着ですかね。
マイク
ところで、相澤は夢主に話したいことあったんだよな?
今まで黙っていた相澤先生が口を開いた
相澤
あぁ、今聞いてもいいか?
夢主
あっはいどうぞ。
また空気はしんみりとした
相澤
…夢主にとっての自由
静かに口を開いた相澤先生
相澤
俺に教えてくれないか?