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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

【キャラクター制作の上で使用させて頂いたキャラメーカー様】 『だだめーかー』 作者:dadaco様 【今回のストーリー制作上で使用させて頂いたキャラアイコン】 (夢主人公・主は含まない) 作者:ぐで太郎。様

雀田と白福は水輝を連れながら マネージャーの仕事を紹介していた。

雀田かおり

それで、ここでスポドリを作るの

白福雪絵

あと私達は木兎たちの
練習の記録まとめしたり

白福雪絵

場合によっちゃ、色んな種類の
記録計測の作業もするよ〜

水輝 舞

ほ、ほう…

初めて聞くものばかり…

水輝 舞

マネージャーって大変なお仕事なんですね…

雀田かおり

まぁ楽ではないよね〜

白福雪絵

そおだね〜

雀田と白福はお互いに顔を 見合わせながら頷いた

雀田かおり

私達は、アイツらを支えることが仕事だからね。

雀田は体育館の扉から見える木兎たちの姿を指差した

白福雪絵

これでも大切な役目だよ。

白福雪絵

新人まーちゃんも、これからだからねっ

雀田かおり

お!いいねそれ!「まーちゃん」!

水輝 舞

ま、まーちゃん?

水輝は首を傾げた

白福雪絵

舞ちゃんを略して「まーちゃん」。

水輝 舞

略すほどの文字数ないと思いますけど…

雀田かおり

いいのいいの!まーちゃん!

水輝 舞

そう…で、ですか。

水輝はすこし可愛げに微笑んだ。

雀田かおり

後輩っていいね〜…。

雀田かおり

あ、そろそろスポドリ作る時間帯だから
さっそく作る?

水輝 舞

あ…あの、すみません

白福雪絵

どしたー?

水輝 舞

私、コンタクトつけに行ってもいいですか?

水輝 舞

メガネ割ってしまうのが怖くて

水輝はモジモジ 困った顔をしながら聞いた

雀田かおり

あ〜確かに流れ弾よく当たるから
めっちゃ危険だね〜…

雀田かおり

いいよ!行ってらっしゃい!

白福雪絵

それがいいね〜

水輝 舞

あ、ありがとうございます

水輝 舞

急いでつけてきます…!

白福雪絵

ゆっくりでいいよ〜まーちゃん〜

水輝はちょこちょこと小走りしながら更衣室へと急いだ。

雀田かおり

…なんか小動物みたいで可愛いね。

白福雪絵

ちょこちょこ歩いてた

水輝 舞

コンタクト…よし

水輝はメガネを外して コンタクトを取り出し、目に近づける

水輝 舞

前髪めっちゃ伸びてる…邪魔…

前髪を手でかき上げ、大きなおでこが見えるようになった。

水輝 舞

付けれたけど慣れないな…

水輝 舞

コンタクト、付けれたから戻らないと

邪魔な前髪はかき上げのままにし、先輩のところへと急いで戻る水輝。

…数秒後、雀田たちが驚愕することを知らず

水輝 舞

す、みません戻りました

その時にはちょうど水輝が戻り、雀田たちはスポドリの粉を ボトル全部に入れて終えいた。

雀田かおり

あ、おかえ、

雀田かおり

…り?

白福雪絵

うわぁお…化けて出た

水輝 舞

あまりコンタクト慣れてないですが

水輝 舞

部活に支障は出ないように頑張り…

雀田かおり

えっ…まーちゃん、その髪型は?

水輝 舞

これですか…?これは邪魔だったので、

水輝 舞

横に流したりして

水輝 舞

…どこか、おかしなところでも…?

雀田かおり

いや、むしろ垢抜けた感じ…

白福雪絵

なんか

白福雪絵

えっti((

雀田かおり

雪絵、ダメ。

水輝 舞

…いま「エッ」て…

雀田かおり

とりあえず髪の毛結ぼう?

白福雪絵

だね。部活に支障出るかもだし

水輝 舞

えっ

雀田に髪の毛をお団子にされた水輝であった。

水輝 舞

これで、いいんですか…?

雀田かおり

うんうんいいよ!!

白福雪絵

メガネの有無でこんなにも変わるとは

雀田かおり

あんな姿を他の人に見せたら
とんでもないことに…

白福雪絵

木兎が声かけて良かったね〜

水輝 舞

???

水輝は雀田たちが何を心配して 何を言っているかさっぱりわからなかった。

雀田かおり

そ、それじゃあスポドリ作ろうか!

水輝 舞

あっ、はい

そんな水輝を雀田は急かせ、3人でスポドリを作り始めた。

雀田かおり

よっし、できたね。

白福雪絵

スポドリは私とかおりで運ぶから

白福雪絵

まーちゃんはこのタオルを
持って行ってくれる?

水輝 舞

はい、分かりました

雀田かおり

スポドリできたよーーーー

雀田がそう声を上げると、監督は「休憩!」と選手たちに合図を出した

木兎光太郎

あかーしトスは!?

赤葦京治

木兎さん。休憩ですよ

白福雪絵

はーいお疲れ様

白福はスポドリを一人ひとりに手渡しした。

赤葦京治

ありがとうございます。

小見春樹

あざっす!

木兎光太郎

さんきゅー!!

雀田かおり

まーちゃんはみんなにタオル渡し…

雀田かおり

いや、やっぱタオルは
そこに置いといて…

雀田は水輝の足元を指差した

水輝 舞

?手渡しじゃなくていいんですか?

雀田かおり

ま、まぁ今はまーちゃん、一応見学だし

水輝 舞

なるほど…?

雀田かおり

タオルは各自取りに来て〜〜

雀田が声を上げる

水輝 舞

私、他に何をすればいいですか?

雀田かおり

端っこの壁に避難しといて。

水輝 舞

え?

水輝 舞

避難??

水輝は疑問になった

雀田かおり

まぁ…見学だし?

水輝 舞

さっきと同じこと言ってません…?

結果。水輝は言われるがままに体育館の端っこに行った。

水輝 舞

ちょっと暇…

赤葦京治

…水輝だよね?

水輝は体育館の隅っこで座っていたが 赤葦が水輝に寄ってきた。

水輝 舞

あっ、赤葦さん

赤葦は少しビックリしたがすぐいつもの顔に戻った。

赤葦京治

やっぱり水輝だったんだ。

赤葦京治

さっきと大分姿変わったね?

水輝 舞

これ?運動するなら、運動しやすい格好にしないと

水輝 舞

怪我するの心配だし…。

赤葦京治

へぇ。一瞬だれか分かんなかったよ。

水輝 舞

そ、そんなに変わったかな…?

赤葦京治

うん。相当変わった

木兎光太郎

あかーし休憩終わった!トスくれ!!

そこにバレーボールに木兎がやってきた

赤葦京治

木兎さん。まだ休憩時間ですよ。

木兎光太郎

ちぇ、ケチ!

赤葦京治

ケチではありません。

わがままを言う木兎に赤葦はいつも通り対応した。

木兎光太郎

なんでだよ〜…

木兎光太郎

なら水輝!ボールだけでも投げてくれ!!

水輝 舞

え?私ですか!?

木兎はとっさにバレーボールを水輝に渡し 「ほらほら!!」と目を輝かせた

水輝 舞

わ、私は流石にできませんよ…

赤葦京治

(木兎さん、この姿の水輝を
なんで水輝だって分かったんだ…?)

赤葦は木兎と水輝を見ながら内心そう呟いた。

(木兎は水輝のスポーツ姿を一度見ているからね)

木葉秋紀

おいおい雀田…

木葉秋紀

さっきのって見学の子だよな…?

木葉は水輝が体育館の端っこに行った際に 雀田のところへ駆け寄った

雀田かおり

まぁね。メガネかけてても
可愛い子だと思ってたけど…

雀田かおり

だいぶ垢抜けたよね…

木葉秋紀

まじか…。

木葉は目を見開き木兎にボールを 押し付けられてる水輝を見つめた。

雀田かおり

…なに〜木葉??もしかして一目惚れ?

木葉秋紀

そんな訳あるかよ…

呆れたように木葉は答えた

木葉秋紀

でも、

雀田かおり

木葉秋紀

ちょっと良いかも…な?

木葉は目を細め、ニヤリと笑った

雀田かおり

無駄なところでカッコつけないでよ。

木葉秋紀

カッコつけてねーよ笑

小見春樹

木葉がなんか企んでるぞ

猿杙大和

ありゃ危ない。

鷲尾辰生

…悪い顔。

白福雪絵

木葉は無理でしょ〜

木葉秋紀

なんだよお前ら!!悪いか!?

木葉は口々にそう言う小見達にツッコみを入れた

小見春樹

でもマジでサッカー部とかに見つかったら

小見春樹

すぐマネージャーにスカウトされるだろうね。

小見春樹

木葉みたいなやついっぱい居るからな

木葉秋紀

誰が自分みたいなやつかよ!!!

雀田かおり

漫才か

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舞えなくなった白鳥は梟谷学園へ

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