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最近読んだ本が クソほどおもしろすぎたので 紹介しようのコーナー
2回目以降は気分なので ない可能性もあります()
凪良ゆうさんの 「流浪の月」
最近学校の図書室に 出入りしてる時に 読んだ本なんだけど 最高に面白かった
てか切なすぎて無理
ハッピーエンドというより メリバに近い
9歳の少女、更紗
19歳の大学生、文
歪な関係から始まる 周りの貼り付けた同情や軽蔑で 壊れていく話
まさに「加害者や被害者が どう思ってるかなんて第三者には 分からない」を作品にしたもの
加害者が悪い人間だった わけじゃないのに、
被害者が可哀想だった わけじゃないのに、
そういうレッテルを貼られて お互い苦しんでいく。
可哀想というレッテルに 貼り付けられて「違う」と 主張できなくなった更紗
そして自分がレールから 外れてることを理解していて 更紗に自由を教えてもらった文
この愛は、側から見れば歪かも しれない。
けれど、私にはこの愛が似合ってる。
これは病気なんかじゃない。
文はそんな人間じゃない。
文は何も悪くない。
あの時何も言えなかった 自分が悔しい。
悪いのは文じゃない──
って感じの作品です
胸が締め付けられる作品でした
ぜひ読んでみてください()