久しぶりにみんなで集まって 武道館の告知&お願いを撮る予定だった
Nk
ぶるーくは?
Sm
熱出ておやすみ
Nk
しゃーないか
Kr
お面もパーカーもあるからさぁ
Kr
っぽく立てかけるか
Shk
w
Kn
それいいじゃん!w
クッションも使い 代わりの人形のようなものが作られた
撮影が始まり 人形の頭を撫で ぶるーくのパーカーの袖も 自分の肩に引っ掛けてみる
Sm
(やっぱり寂しい…)
肌寒くなってきた気温が いつも隣にいるぶるーくの 体温をより強調させ 居ない事を意識させられている気がした
それから撮影は順調に進んでいた
Shk
頑張んなきゃいけないんだなって
Kn
2日間違うこと
Kn
あっ…
Nk
ぶるーく?
人形がコケた
Sm
(あっ)
Nk
ぶるーく!
Kr
ぶるーく!
Shk
一旦呼吸
Nk
ぶるーく!
Kn
一旦寝てもらってね
Sm
あぁ…
ひと通り皆が人形をイジり終わり 動画撮影が進行する
俺はそっと 荒らされた人形を丁寧に直した
Sm
(ぶるーく大丈夫かな…?)
・ ・ ・
Kr
よろしくお願いします!
撮影は終了した
Nk
この後どうする?
Kr
メシでも行かね?
Kn
いいねー
Sm
…
Shk
スマイルは?
Sm
俺は
Sm
帰る
Nk
あっそう
Sm
じゃっ
Kr
またな~
Sm
…ただいま
寝てるかもしれいないので そっと部屋に入ると
Br
…
Br
おかえり~
一呼吸置いて 弱々しい声で返事が返ってきた
Sm
どう?
Br
もうちょいかな~
体温計が見当たらないので 自分の額を ぶるーくの額に接触させた
Br
顔ちか~
Br
おでこ気持ちよ
外の空気で冷やされた俺の顔が ぶるーくにとって気持ちのいい温度に なっていたらしい
Br
えへっ//
ぶるーくに抱きしめられ 俺はバランスを崩す
前のめりになっていた 俺の身体は容易にベッドに引き込まれた
Sm
おいっ
Br
すまいるも寝よー
Sm
…はぁ
Sm
無理すんなよ
抱きしめられた全身に ぶるーくの熱が伝わる
Br
は~い
鼻声の返事とともに
熱くなっている 唇が重なり 次第に俺の体温も上がる
Sm
(…暖かいなこいつ)