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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

りさ

た、ただいま...

少しだけ玄関の扉を開けて中を覗くと、 奥からころんくんがパタパタと 駆けてきた。

ころん

おかえり...って、なんで入って来ないの。

ころん

りささんの目しか見えないんだけどw

りさ

あー、いやちょっとね...

やっぱり髪、変じゃないかなとか、 色々考えちゃって... どうしても中に入れない...泣

ころん

もぉ、何してんの。ほら風邪引くから早く中に入って!」グイ

りさ

あっまだ心の準備が...っガチャ

ころん

......え

りさ

ころんくんに無理矢理扉を開かれ、 ショートの髪を見られてしまった。 ...ころんくんはなにも言ってくれない。 ドアノブに手を置いたまま フリーズしてしまった。

ころん

......ボー

りさ

へ、変...だよね...w

この微妙な沈黙に耐えきれず、 苦笑いしながらころんくんから目を反らした。 すると突然洗濯物のいい匂いに からだを包まれて... 一瞬何が起こったのかわからなかった。

りさ

...へ、ころんくん!?///

ころん

......ギュ~♡

気がつくと私は、 ころんくんに正面から抱き締められていた。

ころん

今日僕死んじゃうかも。

りさ

そんなにショート似合ってない...?

ころん

違う、似合いすぎてんの。どうしよ可愛すぎる...好き...キュッ♡

そう言いながらころんくんはさらに強く 私を抱き締める。

りさ

あの、暑いし苦しいんだけど...

ころん

今直視したらほんとに死んじゃうからもう少しこのまま

私は何となくころんくんの背中に手を回して 優しく抱き返した。

ころん

もしかして誘ってます?

りさ

誘ってないですね、ころんくんの勘違いです。

その後、 数十分もの間離してもらえなかった りささんなのでした...

落としに来てるよね?!

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270

コメント

1

ユーザー

続き待ってました〜!全然遅くても大丈夫ですよ。無理しないで下さいね!

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