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Dear

3 - episode 2 不思議な人

♥

167

2025年02月02日

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ぴっぴっぴっぴっ………

リズムよく鳴る医療機器は

手術が終わった私を 強制的に起こす

ryok

ん……んぅっ……

!!!

ryo、ryoka!?

私が目を覚ましたことに いち早く気付いた母は ベット横の丸椅子からがたっと 音を立てて立ち上がった

ryoka?聞こえるか?

まだボヤがかかった視界に 父の柔らかい声が届く

ryok

ん、……うん…

はっ…よっ…よかっだっ…(泣

かぁさんッ…よがったなぁっ(泣

両親は心から安心したのか 2人共泣いていた

父が母の肩を抱いているのは 寝ている私からでもはっきり 見えた

医師

fu、Fujisawaさん!!

ちょっと後に担当医が 勢いよく病室のドアを開けて 入ってきた

ryok

ぁぅ……

傷口が痛んで少しおかしな声を 出してしまった

まぁ、起きたばっかで 混乱してたのかもしれないけど

医師

ちょっと診ますね

なんか目に光当てたらいろいろ やってたけどまだ私は ぼーっとしてた

医師

ふぅ…異常なしですね

医師

よかった…

お医者さんも心配していたのだろう そりゃそうだ

50万人に1人の確率で発症する 先天性の心臓疾患

こんな人を診るのは初めてらしい

ryoka…?分かる?

ryok

う、うん……

ほっとした声を出した母と その横で涙目になりながら 頷く父

医師

では、ご両親はこちらへ

は、はいっ…!

分かりました

そう言って泣きじゃぐる親を 別の部屋に誘導した

私はまだ眠いのでまた寝ることにする

ryok

ん?どこだろここ、

気付いたら知らないビル? の屋上にいた

ryok

えぇ〜ここどこぉ…

ryok

病院戻らないと怒られそう…

ryok

誰かいないかなぁ…

あたりを見回してみると

1人の人影が見えた

ryok

あっ!

ryok

あの!!

勢いあまってそのまま話しかけた

mtk

…?

私の声に振り返ったのは すらっとした男性だった

ryok

あっ、あの!

ryok

〇〇緑病院ってこっから
どうやって行けばいいんですか?

mtk

えっと…??

mtk

〇〇緑病院…?

少し混乱させちゃったけど その前の動揺した顔は見逃した

mtk

ど、どうだろう…分かんないや

mtk

ごめんね、

ryok

いっ、いえ!大丈夫です!

ryok

あと、ここで何を……?

mtk

あぁ笑、僕ね

mtk

んー考え事…かな?

ryok

へぇーっそうなんですねっ

ryok

なんか、…どこかで会いました?

不意に口が勝手に動く

mtk

えっ?

ryok

あ、すいません…

ryok

なんか見覚えがある気がして…

mtk

…笑

mtk

気のせいじゃないですかね笑

その人は優しい笑みを 浮かべたあと、そう答えた

ryok

そうですかぁ…

mtk

あはは笑なんか不思議ですね笑

ryok

そうですね笑

mtk

さっ、中にでも入りましょうか

mtk

今日は風が冷たいので
体に障りますよ

ryok

そうですね笑
ありがとうございますっ

気遣いのできる人だなぁ

mtk

ささっ、どーぞっ

その言葉と同時に屋上のドアを がちゃっと開ける

ryok

ありがとうございますっ

軽めにお辞儀をして中に入る

mtk

では笑

ryok

はいっ!

その人もそう言うと階段を降りて どこかへ行ってしまった

そしてどこだろうと視点を 屋内に移す

ryok

へっ……

屋上から中に入って 内装を見たとたん、 僕は混乱で済まないほどに 頭が真っ白になった

そこは紛れもない 〇〇緑病院の中だった

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