君達はこの特殊な生き物達が 、 何を話しているか
聞き取れるかな?
猿
蜂〜ッ!!
蜂
www
聞こえるか? 彼等が笑っている声が
兎
お猿さんっ♪
猿
おい、兎ィ!?
聞こえるか? 彼等が楽しんでる声が
鮫
猿ゴラァ!!
猿
www
猿
なんだ鮫よぉ!!
聞こえるか? 彼等が喧嘩している声が
猫
猿さん、猿さん
猿
ん?どうした?猫
聞こえるか? 彼等が話し合いしている声が
男の人
ははwみんな元気だな〜
女の人
うんうん!良い事だよっ!
そんな彼等を見てると楽しいだろ? 自然と笑顔になるだろ?
でもな 、いつかは生き物だって
ミスをするんだ
大福
猿さん、
猿
大福...ッ!!
犬
何やってんだよ、猿。
猿
い...ぬ...?
爆弾
猿って、そんな事する
生き物なんだ...
生き物なんだ...
猿
いや、これはッッ...!!
兎
猿さん。
鮫
自分がやってる事が
間違いってのは、
間違いってのは、
鮫
分かるよな?
猿
ッッ...
猫
猿さん...
猿
猫...、
猿
大丈夫さ、
猿
俺と絡んだら、お前達が...
兎
当たり前です。
兎
絡む訳無いです、
...絡みたいのなら、
...絡みたいのなら、
兎
ちゃんと自分の行動を
見直して来て下さいよ!!
見直して来て下さいよ!!
兎が猿に向かって 強く言葉を投げつける
兎のその顔は泪を零していた
猿
...兎、なんで
俺なんかに泣くんだ?
俺なんかに泣くんだ?
兎
え...?
鮫
こんな状況で
誰が泣かないんだよ
誰が泣かないんだよ
鮫
ばーか...
なんて言葉を猿に言う
鮫だってもちろん泣いてるさ
女の人
猿さん。
男の人
猿、
猿
...
二人の言葉を聞いても 俺はなんにも反応出来なかった
なんたって
狐犬
...泣いてるから
猿
ぇ...?
狐犬
お前も泣いてるってば
猿
ぁ......
鳴き声をポロッと落とせば それに続き泪もポロポロと零す
猿
ごめッッ...皆...
ごめん...ごめん...
ごめん...ごめん...
犬
猿...そんな謝んなよ
犬
確かに猿がした事は、
大きな誤ちだ。
大きな誤ちだ。
犬
誤ちを起こした事を
誰も許しはしないだろう。
誰も許しはしないだろう。
犬
もちろん俺らもだ。
犬
だけど、
蜂
...だけど、
犬
!?
犬が猿に話しかけていると それに被せるように蜂が話す
犬もビックリしてるようだ
蜂
その誤ちを犯した以上、
蜂
この後の事を
蜂
どうするかが
大切なんじゃないか?
大切なんじゃないか?
蜂
僕らは君に
手を貸す事はしない。
手を貸す事はしない。
蜂
自分で自分の道を作り、
その道を歩くんだろ?
その道を歩くんだろ?
蜂
なぁ、猿、?
泣きじゃくり、言葉も発し。 彼の感情はグチャグチャなはず
それでも、猿を正しい道に戻そうと 頑張って言っている
そんな彼からの質問に 答えない訳が無い
猿
...なんだ?
蜂
...またな。
ドンッ
猿
...
急な蜂の行動に皆びっくりしている
なんたって 猿をこの街...いや、船。から 突き落としたのだから
そんな蜂の行動に猿は コレしか言えなかった。
猿
有難う、またな。
そう言っている彼の感情は
とある誰かに似ていたそうだ。