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慧(けい)

どもども

慧(けい)

階段から転げ落ちて早退してきた俺です()

慧(けい)

また骨折したかと思ったら全身打撲で済んだ。

慧(けい)

テスト勉強で投稿できなくて、ごめんなさい

慧(けい)

あと、不眠症になってしまいましてですね。
昼夜逆転が捗ってるんです…
いや薬とか飲んでるので最近はちょっと戻りつつあるんですが…

慧(けい)

これ書いたら寝ます

慧(けい)

今日はじぇるくんサイド。

慧(けい)

なーくん出ます、会社の同僚役です。

じぇるくん

さとみ!絶ッ対に部屋汚すなよっ!

さとみくん

元々汚ぇねーじゃん

じぇるくん

うっさいアホ!

あ、皆さんはじめまして。 俺会社員のじぇるって言います。 絶賛彼女募集中やで☆ …そして、このピンクのイケメンの名前はさとみ。 昨日拾った捨て人間。 なんか、彼女に養って貰っとって捨てられたらしい。 そりゃ彼女さんお気の毒様やで。 イケメンやからってなんでもしていい訳ちゃうねん!!‪💢

さとみくん

だーかーら、大丈夫だからとっとと会社行けよ

じぇるくん

・・・わかった。
じゃあ、行ってきます・・・

さとみくん

ん、行ってらっしゃい♪

ヘラヘラ笑いながら手を振るさとみ。 そんな彼に小さくてを振り返し、俺は玄関のドアを閉めた。

ガチャッ

さとみくん

・・・・・・

さとみくん

さて、やりますか。

じぇるくんの会社です

じぇるくん

なあ、聞いてやなーくん・・・

なーくん

じぇるくん、どうしたの?

この人はなーくん。 会社の同期。 優しくてママみたいやねん・・・。

じぇるくん

昨日な、イケメン拾ったんよ

なーくん

へー・・・凄いね・・・、ってイケメン!?

なーくん

犬とかじゃなくて!?

じぇるくん

俺かて可愛い犬拾いたかったわ!!‪💢

なーくん

どういうことなのそれ。

じぇるくん

あのな・・・

俺はなーくんに事の経緯を事細かに話した。 するとなーくんは「へぇ〜」と呑気に相槌を打って笑った。 いや、笑い事ちゃうねん!!

なーくん

そのさとみさん・・・?って人。

イケメンなら次の貢いでくれる人探せばいいのにねー(笑)

じぇるくん

まあ確かにイケメンやで。
雨でびしょびしょやったけど、水も滴るいい男って感じ。

なーくん

その人、もしかしたらじぇるくんのこと気に入ったんじゃないの?

じぇるくん

え?うそぉ。

なーくん

それか、養って貰えるなら誰でもいいのかも(笑)

じぇるくん

なんか、結婚迫られて断ったら捨てられたらしいで。

なーくん

あははwなんだよそれw

じぇるくん

罪な男って感じやろ?

なーくん

クズ男ってやつだねー

じぇるくん

ホンマにそうやで!

この先、俺はアイツをどうするんやろう。 一つ気がかりなのがことがある。 それはさとみの心のこと。 いくら彼女に捨てられたからって、 アイツだって大人。 一人で生きていくすべぐらいは身についてるはず。 はじめてさとみの目を見た時。 あいつの目は酷く濁っているように見えた。 さとみはさとみなりに苦しんでるのかもしれない。 俺は、さとみのことをクズ男だとは思えなかった。

なーくん

じぇるくん

じぇるくん

なんや?

なーくん

そんなんだから悪い人に付け入られるんだよ

じぇるくん

えっ!?

じぇるくん

あー、疲れた…

あーーーーー、今日も疲れた…。 あの後2人して私語するなと上司に叱られてしもた。 あーぁ、会社辞めたいなぁ。

じぇるくん

ただい…

じぇるくん

ま!?

リビングのドアを開くと部屋が 見違えるぐらいに綺麗になっていた。 キョロキョロと部屋を見渡すと、 キッチンから物音がするのに気づく。 覗いてみると、さとみがエプロンをして立っていた。

さとみくん

あ、おかえりじぇるくん

さとみくん

今日ハンバーグだべ

じぇるくん

さ、さとみ…、部屋片付けてくれたん?

さとみくん

おう、世話になるから。
冷蔵庫にあったの勝手に使ったよ。

じぇるくん

いやそれはいいんやけど…

さとみくん

もうすぐできっから、待ってろよ

じぇるくん

あ、ありがとう

俺は大人しくソファーに座った。 数分テレビをボーッと見ていると、 目の前のテーブルに美味そうな料理が並んでゆく。 自炊をしないわけではないが、 だからといって、こんな手の込んだものは作らない。 ハンバーグとか…、久しぶりに食べる

じぇるくん

なんもせんのかと思ってた

さとみくん

これでも居候の身ですから。
前もね、家事は全部俺がやってたんだ。

じぇるくん

そうなんや。

さとみくん

冷めないうちに、食うべ

じぇるくん

あ、うん。

さとみから白ご飯が入った茶碗を受け取った。 思えば誰かと食卓を囲むなんて何年ぶりだろうか。 親元を離れて数年、俺はずっと一人ぼっちだったから。

じぇるくん

・・・・ぐずっ、

さとみくん

!?、じぇるくん!
どうした!?不味かったか!?

やっぱりあの肉賞味期限切れて・・・・

じぇるくん

ちゃうよ・・・・さとみさん・・グズッ
嬉しくて、人と飯食うんなんか久しぶりでさ・・・・グズッ

さとみくん

なんだ、そんなこと

気づけば俺は泣いていた。 やっぱりさとみは悪いやつじゃないんだ。 この笑顔に嘘は見えない。

じぇるくん

・・・・なあ、さとみさん

さとみくん

ん??

じぇるくん

明日はオムライス作って

さとみくん

お易い御用だよ

さとみと向き合って食べるメシは いつもの数倍美味かった。

慧(けい)

長くてすいません!

慧(けい)

じゃ、おやすみなさい(:3[____]

会社員、クズ男を拾う

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