コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
syp
os
syp
os
syp
os
os
syp
os
俺は元々O国っていうとこの 王族やってん
あそこはちょっとおかしい国で 第一子が女の子であれば 国は栄え続ける的な事を 言い伝えられてる国やった
ここまで言うたら 察するかもしれんけど、
俺、第一子やったん
俺が女じゃない事に母さんは 落胆してな?
産まれてすぐにでも 殺 そうとしとったらしい
でも俺の誕生を一番 楽しみにしとった乳母が 「女の子として育てられては いかがでしょうか?」 なーんて言ったらしくて
母さんはそれに賛同
父さんにも隠して 女の子として育て始めたん
小さい頃は自分は女の子や って思い込んでたんやけど
まぁ、大きくなるにつれて 自分は女じゃないって わかんねんな
言ったところで なんも変わらんから 「まあええか」 で終わっとったけど
可愛いもん嫌いやなかったし
で、俺が1…6?くらいの時 縁談話が来てさ
その相手がグルッペンやった
当然俺の事男やって 知らんと思っとったから ちゃんと女として接してたんやけどな?
その日の夜……
あいつなんて言ったと思う?
……ううん、違う
あんな?あいつ
「お前男やろ」
って言ってん
そんなん言われる 思ってなかったから おもいっきりあほ面 晒してしまってさ〜
勿論取り繕ったけど手遅れで
そしたらあいつこう言ってん
「俺と一緒に新しい国を 造らないか?」
って
「自分を偽っているこんな国 なんか出て俺と一緒に来い!」
そう言ってきてん
でも断った
だって腐っても俺の育った国に 変わりないんにこんな国って 言ったんやで?
それから2年くらいたって…
大きな戦争が起こった
O国は弱い国やったから すぐ負けた
父さんや母さんは殺 された
でも殺 される前に 父さんと母さんが
「お前を自由にして やれなくてすまなかった」 「せめて残りの人生… 自由に生きてね」
そう、言ってくれた
やから俺はこの国に来てん
グルッペンは 「俺の国の方が自由だゾ!」 っていつも言ってくれとったから
父さんと母さんの遺言通りに する為にここに来てん
………まぁ、今は違うけど
os
os
syp
os
os
syp
os
os