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コメント
3件
…なんでこんな神展開書けるのかなぁぁぁ!?幸せ100%(?) 次も楽しみにしてるね✨

よかったな高橋、頑張ったよ👍 今回も最高でした、続きも楽しみに待ってます😆👍
花梨
148
ー次の日ー
先輩
先輩
高橋
反射で立ち上がる。そして。
机の角に膝を強打した。
高橋
研究室に鈍い音が響く。
先輩
松田深緒
高橋
全然大丈夫そうじゃなかった。 しかも、深緒目が合った瞬間勢いよく逸らす。
松田深緒
分かりやすすぎる。昨日の件を引きずっている。 その後も、高橋はずっとおかしかった。
資料を逆向きに渡す。試薬を間違える。深緒へ話しかけようとして噛む。
高橋
松田深緒
高橋
ついに先輩がツッコんだ。
先輩
高橋
耳まで真っ赤だった。
ー昼休みー
高橋は自販機前で一人、缶コーヒーを握り締めていた。
高橋
恥ずかしすぎて死にたい。思い出すだけで死ねる。
しかも子供たちがいた。先輩がいた。安室もいた。最悪だ。
高橋
頭を抱える。その時。
松田深緒
背後から声がした。
高橋
飛び上がる。 振り返ると、深緒がいた。
高橋は固まる。
松田深緒
高橋
松田深緒
高橋
松田深緒
ー食堂ー
高橋はずっと落ち着かなかった。向かいに深緒がいる。
気まずい。
昨日のことが脳内再生される。
高橋
高橋
ぽつり。
深緒は味噌汁を飲みながら、少し目を瞬いた。
松田深緒
高橋
高橋
高橋
高橋
松田深緒
高橋
致命傷。深緒は少し笑った。
高橋
高橋
絞り出すような声だった。が、
松田深緒
高橋が顔を上げる。
松田深緒
高橋
松田深緒
松田深緒
静かな声。高橋の耳が赤くなる。
松田深緒
深緒は微笑む。そしてすぐ目を伏せた。
松田深緒
松田深緒
高橋
数秒経って。高橋は少し迷ってから、ぽつりと聞いた。
高橋
松田深緒
高橋の視線が、深緒の右手へ落ちる。
高橋
高橋
深緒はぽかんとしていた。それから。
松田深緒
迷いがない。
松田深緒
その言い方が、あまりにも自然だった。深緒は静かに、指輪に触れる。
松田深緒
高橋の胸が、少しだけ苦しくなる。
高橋
深緒は、少し考えてから話し始めた。
松田深緒
小さく笑う。
松田深緒
松田深緒
高橋は静かに聞いていた。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
懐かしむみたいな声。少しだけ目を細める。
松田深緒
高橋
松田深緒
即答だった。高橋が思わず吹き出す。
深緒は少しだけ得意げに続ける。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
高橋
松田深緒
あまりにも自然な返答。高橋が言葉に詰まる。 深緒は少し遠くを見るみたいに笑った。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
その声は、すごく優しいはずなのに。高橋の心を締める。
松田深緒
松田深緒
高橋
松田深緒
深緒は少し視線を落とす。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
高橋は静かに聞いていた。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
高橋
松田深緒
松田深緒
深緒が小さく息を吐く。
松田深緒
その声は、どうしようもなく愛おしそうだった。
高橋は少し俯く。でも不思議と、嫌じゃなかった。
その人を想う深緒の顔が、あまりにも綺麗だったから。
数秒。沈黙。 高橋は、少しだけ笑った。
高橋
高橋
松田深緒
高橋
深緒が少し目を丸くする。それから困ったみたいに笑った。
松田深緒
高橋
その時
モブ
遠くから声がした。
モブ
松田深緒
深緒は立ち上がる。
松田深緒
高橋
松田深緒
そう言って去っていった。
高橋
-----
研究室へ戻る途中。高橋はちょうどランチ帰りの先輩と鉢合わせた。
先輩はまじまじと高橋を見る。
先輩
高橋
先輩
少し気まづそうな顔をする。が、すぐなんともないと言うような顔に戻った。
先輩
先輩
高橋
高橋
先輩の表情が、少しだけ固まる。高橋は気づかず続けた。
高橋
高橋
先輩はしばらく黙っていた。それから、低い声で言う。
先輩
高橋
深緒は大切な人と言っていたが、やはり彼氏だったのかと、高橋が息を呑んだのも束の間。
先輩
高橋の呼吸が止まる。
高橋
先輩
静かな声。高橋は何も言えない。
深緒の顔が浮かぶ。 指輪へ触れていた手。 確かに、どこか過去形で話していたのが引っかかった。
“もう会えない”
あれはそういう意味だったのか。
高橋
そう言いかけた時、先輩が遮るように言った。
先輩
高橋が顔を上げる。
先輩
先輩
先輩は小さく息をつく。
先輩
高橋は、しばらく何も言えなかった。
先輩
先輩
高橋
先輩
高橋
先輩
高橋
先輩
先輩
先輩はどこか遠くを見つめる。
高橋
先輩
高橋
高橋
真っ直ぐな声だった。先輩は少しだけ目を丸くする。
高橋
高橋
高橋は拳を握る。
高橋
高橋
先輩
高橋
数秒。先輩は高橋を見ていた。 ふっと笑う。
先輩
高橋
先輩
先輩は少し肩をすくめた。
先輩
ーーーーー
研究室へ戻ると、深緒は自分のデスクで資料を見ていた。
高橋は数秒、その背中を見つめる。
高橋
松田深緒
高橋は少し緊張した顔で口を開いた。
高橋
高橋
深緒の目が、少しだけ揺れる。高橋は少しだけ拳を握った。
高橋
高橋
深緒が目を瞬く。
高橋
高橋
静かな声。
高橋
高橋
高橋は顔を上げた。少し笑う。
高橋
高橋
真っ直ぐだった。 昨日みたいな勢いじゃない。 ちゃんと考えた上での言葉。
高橋
高橋
松田深緒
高橋
高橋
高橋
深緒はしばらく黙っていた。それから、少しだけ困ったみたいに笑う。
松田深緒
高橋
先輩
いつの間にか戻ってきていた先輩が、横から缶コーヒーを投げて寄越す。
高橋
高橋が目を丸くする。深緒は小さく笑った。
松田深緒
松田深緒
高橋
たった一言。
でも。
高橋は、嬉しそうに笑った。