テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こお
117
にーな🌸2 7
44
2,030
y

1,467
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
数奇な運命を背負った男が、目を覚ます
その想いの行く末は、果たして―――
気がつくと、俺は見覚えのある廃れた天井の下に居た。
天乃
間違うはずもない。
廃病院。
あの日、確かにこの手で級友を封印した場所。
外はもう陽が落ちていて、辺りは薄暗い。
なんで俺はこんなところにいるんだ。
天乃
俺はここで、猿山と、桃瀬と、戌亥の三人すべてを失った。
帰ってきたのは、封印の偶像だけ。
⋯俺は、どうしていたら、
天乃
起き上がる気もしないまま、ぼんやりと天井を見上げる。
⋯そういえば、
天乃
ガタッ
天乃
刑事の仕事の癖で、反射的に身体を起こす。
俺の他にも、ここに来ている人が居るんだろうか。
周りを見渡しても、やはりここはあの時の廃病院だ。
ひとまず、音の鳴った方向に向かってみよう。
天乃
せめて、呂戊太さえ居ればよかったのに、
ズズズッ⋯
錆びて重くなった扉を引きずって開ける。
前に来たときよりもさらに建物が古くなっていそうだ。
天乃
恐る恐る声をかけて、中に入る。
ガタッ
足元で、さっきと同じ音がした。
思わず床を見ると、見慣れた二つの背中が。
天乃
天乃
呂戊太
捏島
NEXT=♡1000