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夢をみた。
ジェルくん
さとみくん
莉犬くん
るぅとくん
なーくんが、
僕に背を向けていて。
でも、
なーくんだけは
一瞬僕の方をふり向いて、
切なそうに
でもどこか安心したように
ほほ笑んでる夢。
そのあと5人は僕1人を置いて、 遠くの光の中に消えてく夢…
“いかないで…”
“なんで僕だけを置いていくの…?”
“待ってよ………”
ころん
目が覚めたら、枕カバーがびっしょり濡れていた
きっと寝ている間に、泣いていたのだろう。
看護師
看護師
ころん
僕は今、
昨日の事故のことで、近くの病院で入院している。
昨日の深夜に 5人全員の死亡を報告された
看護師
看護師
失礼します といって看護師さんは病室から出ていった
“あまり気に病まないで下さいね”
そんなの無理に決まってるだろ…
なんで…
なんで僕なんだ…?
なんで僕が生きてる…?
みんなは死んで…
なんで僕“なんか”が…?
視界が歪んで、また僕は枕を濡らした