蒼月(アオツキ)
気づけば、安心で涙がこぼれていた
すると、乱暴に抱き寄せられた。
ロジャー
離れて、って言ったのに。
言っていることが、まるで真逆だ
でも、彼から離れられなかった。
彼の体を、押せなかった
蒼月(アオツキ)
その時もまだ、涙が止まらない
ロジャー
ロジャー
私の問いには答えてくれなかった
優しく抱き上げられた。
蒼月(アオツキ)
そうやって言ったのに、
ロジャー
その言葉で丸く収められた。
部屋に戻ると、私をベットの上に座らせてくれた
蒼月(アオツキ)
ロジャー
そういって、足を包帯で巻いてくれた
ロジャー
足の包帯を巻き終えた時、
1番に出た言葉がそれだった
ロジャー
私の体を気遣う言葉ばかりだった
不意に、ろじゃーさんの服を掴んだ
蒼月(アオツキ)
蒼月(アオツキ)
怖かった。
嫌いになったなんて、嘘でも言って欲しくない
だから、聞きたくなかったけれど、
聞くしかなかった。
船をおりて欲しいということは
つまりそういうことなのだ。
嫌いだと、ろじゃーさんが言ったのなら
私は、諦めるつもりでいた
潔く、船を降りようと思った
コメント
4件
主様…好きです(?)
天才🎓✨