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おわった…第10話、読んだわ。心音くんの正体がまさかのクトゥルフって衝撃だった…!でもそれ以上に、ロゼが「怖いからこそもっと知りたい」って追いかけて抱きしめたシーン、めっちゃグッときた。心音くんの壮絶な過去を聞いて「知れて嬉しい」って言えるロゼ、マジで男前すぎる。怖さと愛情の間で揺れながらも向き合おうとする二人の距離感、すごく丁寧に描かれてて良かった。完結なのか続くのかわかんないけど、このまま二人が幸せになってほしいなあ…!
俺と心音は二人で暗号機を解き始めた。
心音
ロゼ
急に声を掛けられて俺は思わず肩がビクッと震えた。心音はニコッと笑っていた。
心音
心音
心音は作業する手を止めて、俺の頬に触れた。俺は怖くなって思わず目を瞑ってしまった。
心音
ロゼ
心音
心音
ロゼ
心音
ずーっと隣に居たもんな。俺がこっそり調べてたのもバレてるか。
心音
ロゼ
心音
ロゼ
心音
心音
話し方や即座に見抜く力で途方もなく長い時間を生きてきたんだってわかる。もう、可愛い男の子じゃない。
でも、嫌いにはなってない。ただ、怖い。何者なのか気付いてしまったから。恐ろしいバケモノだと分かってしまったから。
なかなか答えを言えない俺に、心音は泣きそうな顔で無理矢理笑って見せた。
心音
心音
ロゼ
心音
心音
ロゼ
深呼吸をした。そして、心音の目をしっかりと見た。
何者でも良いから愛すると決めたのは俺じゃないか。今にも泣き出しそうな心音を抱き締めてあげられないなんて、俺は馬鹿だ。愚かだ。
ロゼ
TRPGで用いられる「クトゥルフ神話」の最強の邪神とされたクトゥルフ。異母兄弟がハスターという事実しか決定的証拠は無い。それでも俺は心音がクトゥルフだと考察した。
心音
心音
心音
俺は息を飲んだ。可愛いと思っていた心音が本当に最強の邪神だったなんて。
心音
心音
あ……俺はなんて言葉を掛ければいいんだろうか。少しでも心音を怖いと思ってる俺が、何も言えるわけない。
ロゼ
ロゼ
心音は後ろを向いて泣き出した。手を伸ばそうとしたが、慰める言葉も無くて立ち尽くしていた。
心音
ロゼ
心音は走り出してしまった。急いで追い掛けるが、足が速すぎて追い付けない。
ロゼ
心音を知った今、俺は心音になんて声を掛けたらいい?
俺は心音に何が出来る?
俺なんかが心音にしてやれることなんてあるか?
ロゼ
走りながら声を上げて心音の名前を呼んだ。
ロゼ
ロゼ
ロゼ
俺の言葉が届いたのか、心音はその場に座り込んで泣いていた。俺は慌てて駆け寄った。
ロゼ
ロゼ
俺達はお互いのことについてちゃんと話し合ったことがなかった。真実を知るのが怖かったからだ。こんな風に恐怖心を抱きたくなかったから、俺はずっと向き合いたくなかったんだ。
でも、しっかりと向き合って前をを歩き出さないといけない。人間として生きるのなら当然のことだ。
ロゼ
ロゼ
ロゼ
俺はゆっくりと手を差し伸べた。
心音
心音
心音
ロゼ
心音
心音
俺は心音を抱き寄せた。強く強く抱き締めた。
ロゼ
ロゼ
ロゼ
ロゼ
心音
ぷりっつ
Lapis
ぷりっつ
ぷりっつ
俺達は恋人繋ぎをして泣きっ面のままぷりっつくん達と合流した。
心音
ロゼ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
Lapis
ぷりっつ
あっきぃ
Lapis
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつくんはあっきぃくんの手を引っ張って出口の先へ歩いて行った。
ロゼ
心音
俺達も後に続くように、出口に行った。
その日の夜。俺と心音は二人でベッドの上に並んで座っていた。
俺は心音から壮絶な過去を聞かされた。兄様と慕っていた二人と離れ離れになっては、愛していた信仰者が狂って目の前で自殺し、海底神殿に封印され、挙句の果てには目覚めてすぐに隔離施設に幽閉された。その後、死神のフリをしてデスゲームのハンター役になったのだ。
そんな彼の過去を聞いて胸が痛くなった。
生きてる世界が何もかもが違った。
俺は彼に何を言えばいいのだろうか。
心音
心音
ロゼ
ロゼ
心音
ロゼ
ロゼ
俺は優しく心音の頭を撫でてキスをした。心音は妖艶な笑みを浮かべた。
心音が得体の知れないものだと知り、怖いという気持ちはある。それでも、今まで過ごしてきて心音は悪い存在ではないと分かっている。可愛くてずっと抱き締めたいほど愛しい男の子だった。長い時を経てやっと甘えられる存在に出会えて嬉しかったのだろう。
俺は心音を押し倒した。心音はにっこりと笑った。
ロゼ
心音
ロゼ
心音
心音は無邪気に笑った。俺はキスをして、心音の服を脱がせた。
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