???
???
愛潔
愛潔
愛潔
俺たち3人はドアに耳を当てながらドアを開けるかどうか悩んでいた
愛蜂
蜂楽が小声で俺に話しかけてきた
愛潔
愛潔
愛蜂
愛蜂
愛潔
愛蜂
愛蜂
愛潔
そうやって俺と蜂楽が喋ってると
覚悟を決めたような顔でもう1人の俺が勢いよくバンッッと扉を開けた
???
愛潔
愛蜂
扉に体重をかけてた俺ら2人は扉を開けると同時に床に倒れてしまった
愛潔
愛蜂
蜂楽は倒れた状態のままもう1人の俺に声をかける
嫌潔
もう1人はやってしまったという顔をしていた
俺と蜂楽は怒ってないということを伝え立ち上がる
そして部屋にいた2人に目線をやる
愛潔
愛蜂
嫌潔
嫌潔
凪
凪
愛潔
愛蜂
嫌潔
嫌潔
2人いる凪に興味を示さずもう1人は壁に向かって歩いていく
愛潔
さっきドア越しに聞いた会話
「潔はそんな事しない」という意見と「潔は最低野郎」という意見に別れて言い合ってた
俺は凪に最低野郎って言われたこともなければ
嫌われるようなことした覚えもない
そして凪に対するもう1人の俺の態度
愛潔
となれば「國神と馬狼しか信用出来ない」って言葉の意図が何となくわかる気がする
多分喧嘩でもなければ蜂楽だけと仲悪い訳でもない
俺は2人の凪に目線を向ける
多分別世界の俺は
嫌凪
嫌凪
いじめられているのではないか...?
愛潔
初めて会った時の怖い目も
凪に対する態度も
俺らに対する冷たい態度も
愛潔
愛潔
そうやって考えてると蜂楽が1歩前に出て
愛蜂
愛蜂
と凪に聞いた
嫌凪
愛凪
2人の凪はじっとこちらを見てくる
愛潔
嫌凪
愛蜂
愛蜂
ギュッと蜂楽が俺に抱きついてきた
それを見た凪2人は目を丸める
愛凪
片方の凪がムスッとした表情でこっちに向かって歩いてくる
愛蜂
歩いてきた凪は蜂楽と俺を引き離して抱きついてきた
愛潔
愛凪
愛潔
愛凪
愛潔
愛潔
愛凪
凪は俺をギュゥゥっと強く抱きしめる
愛潔
愛凪
愛潔
愛潔
愛潔
愛凪
愛凪
愛潔
愛潔
愛蜂
愛蜂
愛蜂
愛潔
愛凪
ほっとしたのか凪が抱きしめる力を弱める
嫌凪
別世界の凪が扉を探している俺を指さす
もう1人の俺は一瞬手を止めるがすぐに扉探しを再開する
愛潔
愛潔
愛潔
愛潔
けど確信が持てず凪の言ってることが本当ならどうしようと言うのがずっとぐるぐる頭を回ってた
愛蜂
愛蜂
愛蜂
愛蜂
愛蜂
愛潔
愛凪
愛潔
嫌凪
愛蜂
愛蜂
愛凪
愛凪
嫌凪
嫌潔
そんなやり取りをしてる間にもう1人の俺が戻ってきた
嫌潔
嫌潔
もう1人の俺は俯いたまま俺らに顔を見せようとしてくれなかった
愛潔
愛潔
俺は頷き凪と蜂楽に「行くぞ」と伝えた
俺の世界の蜂楽と凪は着いてきたけど、別世界の凪は俺らを睨んだまま着いてこなかった
コメント
3件
今回の作品も面白かったです! 同じ声はやっぱり凪ですよね! 次は誰が出てくるんだろう?って楽しみにしてます! 続き頑張ってください!