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泣いた(´;ω;`)最高ですあおちゃん優しいな〜私もこんな作品かけるように頑張ります!
泣いちゃいましたよぉ〜 親が近くに居るからちょっと気まずい笑笑
今まで見た中で一番好きかもしれません!フォロー失礼します!
桃赤注意 死ネタあり 本人様とは一切関係ございません
桃
朝、いつも通り目が覚める
桃
まだ眠い体を起こし、スマホを手に取る
すると"彼"からメールが届いていた
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
トーストに、バター、ジャムを塗って 口にする
広いリビングに一人で
桃
桃
ガチャンッ
まだ静かな家に背中を向け、彼が待つ目的地へ足を動かした
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
赤
こうなったのはいつからだっけな
赤によると、俺と青が付き合う前から俺のことが好きだったらしい
だから、赤は俺にアピールをしまくってくれた
そのアピールが可愛かったんだ
沢山料理を作ってくれて、沢山話しかけてくれて、
沢山好きと言ってくれた
それに対し、青はツンツンしていて、全然好きと言ってくれない
話しかけるのも俺からが多くて、話しかけても雑にあしらわれたり
好きと言ってくれない青より、いっぱい好きと言って甘えてくれる赤の方が 可愛い
そうして、気付いたら青より赤の方が好きになっていた
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
コンコンッ
桃
扉越しに青に話しかける
青
すると扉越しに返事が返ってきた
桃
桃
青
青
桃
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
ガチャンッ
不意に玄関からドアの音がした
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
プルルルルップルルルルッ
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
ピッ
桃
紫(電話越し)
桃
心なしか、紫ーくんの声に、焦りが混ざっている気がした
紫(電話越し)
桃
紫(電話越し)
桃
桃
紫(電話越し)
紫(電話越し)
紫(電話越し)
桃
桃
紫(電話越し)
紫(電話越し)
桃
紫(電話越し)
ピッ
桃
赤
赤
桃
赤
桃
橙
紫
黄
黄
紫
橙
桃
階段を登りきり、屋上のドアの前に来たとき
青の歌声がドアの奥から聞こえた
青(ドア越し)
青(ドア越し)
青(ドア越し)
青(ドア越し)
橙
黄
黄
紫
黄
橙
赤
桃
ガチャンッ
屋上に入り、まず俺達の目に飛び込んできたものは
青
青
柵の外に立つ、全身ずぶ濡れの青の姿だった
橙
黄
紫
赤
桃
青
橙
紫
黄
赤
桃
青
青
そう言って笑う青の顔は、今まで見た中で一番幸せそうで、
そして、言葉とは裏腹に、苦しそうに歪んでいた
橙
紫
黄
赤
桃
青
桃
青
桃
違う。
そういう意味で言ったんじゃ...
青
ヒュッ
パシッ
青
青
青の体が宙に浮く寸前
紫ーくんが咄嗟に青の手を掴んだ
紫
青
青
紫
青
パチンッ
紫
紫
青
青が、自分の腕を掴む紫ーくんの手を勢い良く叩いた
反射的に力が緩んだ紫ーくんの手から、青の細い腕がすり抜けた
グチャッ
数秒後
不気味な音が、俺達の耳に入る...
桃
黄
紫
紫
橙
橙
そう。紫ーくんのせいなんかじゃない。きっと
俺が、浮気をしたから
青を最後まで愛さなかったから
あれから少しして、青は救急車で病院へ搬送された
今は手術室の中
桃
橙
紫
黄
赤
俺達の間には、張り詰めた空気が漂っている
橙
紫
黄
赤
桃
橙
橙
橙
俺も見た
紫ーくんが青の腕を掴み、青の袖がまくれた時。
綺麗だった青の腕は傷で埋まっていて、真っ赤に染まっていた
橙
橙
橙
黄
紫
紫
橙
橙
桃
橙
桃
桃
紫
黄
桃
桃
橙
黄
紫
橙
桃
黄
紫
紫
赤
紫
黄
赤
赤
橙
橙
橙
紫
桃
桃
橙
橙
橙
ガラガラガラガラッ
橙が俺の胸ぐらを掴み、泣き叫ぶ中、手術室の扉が開き、医者が出てきた
橙
橙
医者
医者
黄
謝りながら頭を下げる医者と、顔から生気を無くし、ひざから崩れ落ちる黄
だが、俺は
桃
医者
謝る医者の顔に、違和感を覚えた
桃
橙
医者
橙
医者
医者
桃
医者
桃
医者
医者
桃
紫
黄
赤
医者
医者
医者
医者
医者
医者
桃
紫
橙
黄
赤
医者
桃
医者
桃
医者
医者
桃
医者
桃
医者
医者
医者
桃
医者
青の、誕生日の、10秒前...?
桃
医者
桃
桃
医者
青がいるという部屋に入ると
部屋の奥、白いベッドの上に、君の姿があった
白い布が被せてあって、顔を見ることはできない
抱きしめたら、崩れてしまいそうなくらいに細かった
桃
『君を死なせてしまった』
その責任から我慢していた涙が溢れる
桃
医者
医者
桃
医者
布の下から現れた君の顔
その顔はあの時みたいに笑っていて、でも、
喜び、絶望、諦め、
色々なものが混じり合ったような、そんな笑顔だった
桃
医者
桃
医者
桃
医者
桃
医者
医者
医者
桃
あれからずっと泣いていた
何分も、何時間も
守ってやれなかったこと、愛してやれなかったこと、
誕生日を迎えさせてあげられなかったこと
色んな後悔を重ねて
帰り道、俺達は話すことなんて何もなくて、
聞こえるのは、メンバーそれぞれ、5人分の嗚咽だけだった
桃
紫
桃
紫
桃
黄
橙
赤
桃
桃
『ただいま』と言っても、満面の笑みで『おかえり』と言ってくれる人は もういない
密かに青に助けられていたことを知った
紫
黄
橙
赤
桃
紫
青の部屋に入ると、俺達は言葉を失った
青の部屋の壁、床、家具、全てが赤く綺麗に染まっていた
桃
久しぶりの君の部屋を見渡してみる
ベッドの上には血がこびりついたカッターナイフ
床には錠剤とその瓶
そして机に目をやったとき、一際目を引くものがあった
この部屋の中で唯一白いもの
桃
近付くと、それはいくつかあった
桃
表紙にはそれぞれメンバーの名前
紫
紫ーくんへ
これを読んでるってことは、僕、きっと死んじゃってるんだよね...w 勝手な行動、ごめんなさい 紫ーくんには沢山救ってもらいました 🍓👑に入る前も、後も、いっぱいいっぱい 感謝してもしきれないくらいに いっつもしっかりしてて、僕達メンバーのこと、リスナーさんのこと いっぱい考えてて でもちょっぴりポンコツな可愛い面もある紫ーくんが大好き これからも、🍓👑を引っ張っていってください 無理しちゃだめだよ? 永遠の、最高のリーダー
橙くんへ
橙くん、きっと、怒ってるよね 勝手にこんなことして、ごめんなさい 僕ね、橙くんのこと大好きだよ 嬉しい時も、悲しい時も、いっぱいいっぱいメンバーのこと笑わせようと してくれて いろんな声が出せて、とっても面白くって、 放送も沢山一緒にしたよね 僕、橙くんの隣で、みんなのこと笑わせられてたかな? できてたらいいな これからも、メンバーのこと、リスナーさんのこと、笑顔にしてあげてね 最強エンターテイナー
黄くんへ
黄くん、泣いてたりしない?w 黄くんは笑顔が似合う人なんだから、笑って? 黄くんとはすごい一緒にいたよね 半同居みたいなときもあったり 敗北ヒーローとか、敗北の未来地図とか、アスターとか 僕の作詞に音楽を付けてくれて、 🍓👑の曲も沢山。 黄くんがいなかったらできてなかった 最年少とは思えないくらいしっかりしてて、 最年少みたいに無邪気で可愛い面もあって そんな黄くんが大好き これからも、いっぱい素敵な曲を作ってね 最高の音楽クリエイター
赤くん
赤くん、ごめんね 僕がいなかったらさ、ずっと前から赤くん、桃くんと付き合えてたよね ごめんね でも、僕もういないからさ、存分にイチャイチャしな、桃くんと 赤くんは歌が上手くて声も可愛くて、でも低音ボイスを出すとかっこよくて すごい尊敬できる 桃くんが、僕より好きになるのも納得いっちゃうな...w 甘え上手で可愛くて、上目遣いも上手くて、料理も。 僕は桃くんのこと幸せにできなかったからさ、赤くん、幸せにしてあげてよ 桃くんの好きな料理、ハンバーグだよ 嫌いなものはトマト 料理には、入れないであげてw 桃くんのこと、よろしくね あ、ここだけの話 わんわんって呼んで、めぇめぇって呼ばれるの嬉しかった 🍓👑の最強赤色わんわん
紫
紫(電話越し)
紫
橙
橙
橙
黄
黄
黄
黄
赤
赤
赤
赤
桃
桃くんへ
桃くん。ごめんね 僕には、桃くんの隣に立つ資格なんて、無かったね 桃くん、自分を責めないで? その資格を持っていたのが赤くんだった ただそれだけのこと 桃くんは何も悪くないの 僕ね、いっぱい、想像してたの 桃くんとの未来 いっぱい色んなとこにデートに行って、色んなおそろいの物買って いっぱいゲームして、いっぱい抱き締めあって いっぱい笑い合って いっぱい、いっぱい。 バカみたいだよね、今考えると 一緒に笑う資格すら、僕にはないのに でもね、喧嘩もしたことあるし、上手に甘えられなかったし、 最終的に浮気もされちゃったけど でも僕、桃くんと会えて幸せだったよ 桃くんはどうだろ?...w 僕が幸せになんてできる訳ないか...w 紫ーくんと出会って、🍓👑に入って、最高の5人に出会って 最高の相方に出会って、最高の恋人になって 人生これ以上ないくらい幸せだった ありがとう。まだ大好き バイバイ 最強の相方
桃
どうして
どうして君はそんなに優しいの?
こんなにいい彼女がいるのに浮気なんてした最低な俺を
大好きでいてくれる
桃
君は『バイバイ』という言葉が嫌いだった
俺が別れ際に言うと、必ず訂正をさせるくらいに
『またね』と言えって
そんな君が『バイバイ』を使っているのを見て、改めて 失ったものの大きさを知った
もう、どう足掻いても君には会えない
桃
メンバーどの手紙も、字が滲んでいた
ふと、視界の隅に何かが光った
桃
そちらに目を向けると、綺麗に輝く"モノ"と、1枚の小さな紙
橙
桃
紫
その光るものはピンク色の宝石がはめ込まれた指輪だった
横に添えられた紙には
これ、返すね 今まで僕の横にいてくれてありがとう
付き合いたての頃、俺が青にあげたこの指輪
『絶対に守るっていう約束の印!』
そう言って君に渡したんだっけ
君は満面の笑みで喜んでくれて、
どこに行くときも着けてくれてたよね
俺の指にもずっとはめてある
着けていることが当たり前で、浮気するときも外していなかったようだ
指輪をそっと自分の指から外し、手に持つ
真ん中にはめ込まれた、君の目みたいな綺麗な水色の宝石は、 俺が持った途端
音を立てて砕けた
482タップ.....😇 本編の青ちゃん視点より長くて草()
あ、雰囲気壊して申し訳ございませんでした
ここまで読んでくれた子ありがとう! 感想、ハート、コメントいっぱい待ってる!
ハートいっぱい下さい( ඉ_ඉ )
おつしゅ