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あぁ、嫌だ。嫌だ…
やめてくれ、もう無理なんだ。
『いつまでも○○を守るよ。』
あぁ、嫌だ。その言葉を聞きたくない。
思い出したくない。
記憶から消したい
俺はいつまでこの思いを引き摺らなきゃいけない?
いっそのこと、死んだ方がマシなんじゃないか?
るぅ
あかり
驪久
さや
海凪
水海
理央
理央
理央
理央
理央
理央
理央
あれは夢だったのか。
過去の記憶が蘇る。
理央
理央
ピピピピッピピピピッピピピピッ
理央
目覚ましが鳴り、正気に戻る。
理央
ポチッ(止
理央
楽になりたい。
ペタ…ペタ…
歩く音だけが響き、少し肌寒い。
理央
ここから落ちて仕舞えば、楽になれるのだろうか。
そんな馬鹿なことを考え、着替えに向かう。
バサッ…シュルシュル…
理央
理央
俺は一人暮らし。
幼い頃両親を失い、一時期祖母の家で暮らしていた。
だが、迷惑だと思い、今は一人暮らしをしている、
理央
ピーンポーン…
理央
ドアを開けると予想通り、〝彼達〟が立っていた。
海凪
あかり
そう、カップル2人組だ。
理央
今日も作り笑顔を浮かべ、何気ない日々が続いていく。
海凪
理央
あかり
海凪
理央
海凪
理央
あかり
海凪
理央
そう、この何気ない日々が本当に幸せだった。
この時に『幸せ』だと感じれなかった。
失ってから気づいた。
この幸せな日々がもう来ないだなんて、誰が予想するだろうか?
あかり
理央
海凪
海凪
あかり
海凪
理央
俺は黙って2人の背中を見る。
そしていつも感じる。
『俺は孤独だ』と。
るぅ
あかり
海凪
るぅ
理央
るぅ
理央
そう、俺は、此奴のせいで孤独になったと言っても過言ではない。
理央
るぅ
あかり
海凪
るぅ
過去に彼奴が裏切った。 るぅが俺のことを裏切った。
ただそれは何も無かったかのように、彼女は平然とする。
だから彼女が疑われるだなんてことはない。
過去に何があったかなんて、分かるだろう。
『いじめ』だ。
るぅ
理央
るぅ
理央
るぅ
理央
るぅ
理央
るぅ
理央
るぅ
るぅ
『親友』だからね!!
その言葉とは裏腹に、彼奴はすぐに裏切ってきた。
水海
海凪
驪久
海凪
水海
驪久
海凪
水海
驪久
理央
理央
理央
るぅ
るぅ
驪久
るぅ
驪久
水海
驪久
海凪
驪久
理央
るぅ…?
るぅ
先生
理央
理央
るぅ
驪久
るぅ
驪久
るぅ
理央
この時に確信した。
此奴は邪魔をする気だ。
と。
理央
るぅ
理央
驪久
理央
驪久
理央
驪久
理央
またね。
この一言を口にできなかった。
きっと、『また』なんて来ないから。
るぅ
ただただ下を向いて歩く。 足が鉛のように重く、一歩一歩がすごく苦痛だ。
理央
あぁ、いつからこうなったのだろう?
俺は…
ただ、皆と
仲良くしたいだけなのにさ…?
理央
あぁ、今にも涙が溢れそうだ。
??
??
理央
何か後ろが騒がしいと思い、振り返ると____。
理央
そう、〝彼等〟が居たのだ。
るぅ
驪久
るぅ
そう、今1番出くわしたくない人に。
理央
本能で感じた。 背筋が凍るような、そんな恐怖をいつの間にか覚えていた。
驪久
理央
体が震え、心拍数が一気に上がる。
彼の声で俺の名前を呼ぶ、〝理央〟
その一言で俺は世界が一気に狭く見えた。
るぅ
理央
驪久
るぅ
理央
言葉が詰まり、何も言えなくなる。
るぅ
理央
涙が溢れそうな思いをグッと押し殺し、返事をした。
るぅ
驪久
るぅ
るぅ
驪久
るぅ
彼の後ろ姿がどんどん離れていく。
この世の終わりだと思うくらい、絶望感に浸っている。
るぅ
理央
るぅ
るぅ
理央
るぅ
理央
るぅ
ドガッボコッ
理央
るぅ
るぅ
理央
バッ
るぅ
俺は他のことなど考えられず、ただひたらすら前へ走り続けた。
理央
自分の体が限界だなんて気付かず、怖くて怖くてたまらなかった。
走り続けた、過呼吸になるまで走り続けた。
ここがどこだか分からず、ただ前へ進む一方。
理央
意識がしっかり戻るようになった頃には、過呼吸どころではない辛さに苦しめられた。
理央
理央
数分経っても収まらない苦しみ。 死ぬのではないかと覚悟を決めたまである。
10分くらい経って、やっと収まってきた。
理央
理央
通行人
理央
肩が大きく跳ね上がり、勢いよく後ろを振り向いた。
通行人
理央
途切れ途切れながらも伝えた言葉。 側から見れば無理しているようにしか見えないだろう。
実際に大丈夫ではない。 一刻も早くここから離れたい。
通行人
理央
強めな口調でそう伝え、走っていった。
通行人
理央
気付けば俺は、家にいた。
理央
途端に大粒の涙が溢れ、床を濡らした。
止まることはない。 日が昇るまで泣き声は家中に響き渡った。
チュンチュン…
雀の鳴き声が聞こえてくる。 どうやら朝日が昇ったようだ。
理央
俺は無言で学校に休む連絡をした。
理央
何時間も泣いていたため、目が真っ赤だ。
理央
あぁ…
死にたい…。