こんちゃ、 とりあえずテストおわた🥺
好きな人と競ってるんだけど あの人いっつも1桁しか 出さないわけよ。 ちゃんとやらんから
だから余裕だろーなって思ってたら ルァインきて、俺今回1個しか空欄ない て言われて焦ったよね
自分全部埋めたけど何問か 間違ってるし
まぁ、負けたら負けたですね(
てことで お約束通り 青黄
いつもより暗く しんみりとした部屋
こんな時でも、明るく入れたのは 彼のおかげだった
だが、今日はそんな彼は 隣にいなく、心配そうに 顔を見つめてくる愛犬だけが 寄り添っている
瑠宇
そう言い撫でてあげれば 嬉しそうに擦り寄ってくる
今みたいに素直に あの時謝れていたら、 隣に彼はいたのだろうか
空が瑠宇の気持ちを映したように 曇り空を広げていた
「瑠宇くん、瑚緑と買い物 行ってきてくれない??」
瑠宇
彼と話すことなくなってから 1週間がたって仲のいい 馴染みのあるメンバーで 集まった時だった
こちらの事情も知らない 周りのメンバーは 早くと言わんばかりに 瑠宇と瑚緑にケータイと 財布を持たせようとする
瑠宇
瑠宇
瑚緑
瑠宇の話を遮断した瑚緑が そう言うと早足で玄関へと 行ってしまった
瑠宇
何も言えず、持っていたケータイを 握りしめる
何よりも、瑠宇を避けるように 行ってしまった瑚緑の背中が 悲しく思えた。
「瑠宇ちゃん大丈夫…?」
棒立ちのままの瑠宇をみて 心配そうに顔を覗き込んできたのは 親友以上と言っていいほど仲のいい 梨衣だった
瑠宇
瑠宇の言葉を聞いた梨衣が 表情を柔らかくした 愛犬にどことなく似ているようで 瑠宇も頬を緩めた
「カンパーイ!!」
準備ができると皆が揃えて 声を上げ、それと同時に 缶同士がカンと音を立ててる
「皆今日はいっぱい 飲んで発散しよ!」
そう言っている七々の手には ジュースが握られていたが、 いつもの事で誰も気にせず いえーい とお酒がすすむ
何も無かったかのように 智と笑い合う瑚緑がふと 視線に入り見てしまう
瑠宇
そんな瑚緑を見る度に 胸が苦しくなり、僕がいなくても いーのかとマイナス思考に なってしまった
瑠宇
「ぇ?…」
瑠宇
驚いた顔をしたままの 詩流から缶を奪い取ると ゴクッと喉に流し込む
「ちょ!!やめとけやめとけ! それ以上飲んだら瑠宇ちゃん もたんで?! 」
そう言われ、止められる時には もう酔いが完全に回っていて 気づいたら記憶は シャットダウンしていた
瑚緑
「お前今日瑠宇と全然 話してないけどなんかあったんか」
瑠宇がソファーで眠りについた頃、 隣に座っていた智くんが 聞いてきた
瑚緑
「ぅわ絶対なんかあった」
そういったのは誰だっただろうか
瑚緑
言い返す言葉もでなく、 代わりに缶に口をつける
「喧嘩??そんな長引いてんの?」
先程まで潰れていた梨衣が いつの間にか話に加わっていて 呆れた顔をしながら聞いてきた
瑚緑
誰の顔も見れなく、持っていた 缶を意味もなく眺める
「何あったの」
ため息をつきながらも 助けてくれようとしている梨衣
瑚緑
そう言っても 諦めてはくれないようで 渋々この前起きたことを 話し出した
それはちょっとした 食い違いだった
最近お互い忙しく、 日がすぎていく度に顔を合わせる 時間は少なくなっていっていた
その日も、お互い手があと2本 欲しいと思うほど離せなくて 気がたっていたのかもしれない
瑠宇より早く終わった 瑚緑が少しでも瑠宇が楽になれたら と思い、いつもならしない 掃除を少ししてみることにした
瑚緑
いざやろうと思えば 分からないことばかりで こんなこと母さんと瑠宇ちゃんは やってたんか と手こずりながら 思う
瑚緑
洗濯機に洗剤を入れようと 取り出しそっと入れた時だった
瑠宇
瑚緑
突然後ろから聞こえた声に 驚きそっと入れていた洗剤が トレーから溢れるほど 入ってしまった
それを見た瑠宇の顔が みるみるうちに固くなり 瑚緑は焦りながら洗剤の蓋を閉める
瑚緑
誤魔化すことの出来ないことを 目の前にひきつりながらも 笑えば瑠宇の中のものが 切れたようで 出てくるのは瑚緑への不満
瑠宇
自分が悪かったと 黙っていたものの その言葉だけには引っかかり 言い返してしまった
瑚緑
瑚緑
瑚緑
言いすぎた、と思った時には 遅かったようで目に沢山の 涙をため、堪えながらこちらを 睨んできていた
その時に謝ればよかったものの、 何故か見栄を張ってしまい、 声をかけることなく家をでた
瑚緑
話し終わった時には 皆1缶を空けており、 二缶目に手をかけていた
「なるほどねぇ…。笑」
静まった雰囲気の中 先に口を開いた七々が 眉を下げ笑った
瑚緑
「まぁ、8割瑠宇やな。」
そういった後に 性格の問題かもな と付け足し、智も笑う
「瑠宇ちゃん言いすぎたり するとこあるもんなぁ〜」
呑気にスナック菓子をつまみ 酔いのまわったであろう詩流が 言う
瑚緑
「だからって謝んないとか 言ってたらずっと このまんまだけど??笑」
瑚緑
そうやって濁す所が 自分の悪い癖なのだろう
「そこは瑚緑から言わんとな?」
瑚緑
「カッコイーとこ見せて また惚れさせな。」
瑚緑
そんな話が尽きた頃 梨衣が眠いと言い出し、 七々は仕事があるらしく、 残りの2人も付き添いとして 帰ってしまった
一気に静まり返った部屋に 響くのは瑠宇の呼吸音
こうやって2人になるのは 何日いつぶりだろうか
瑠宇
夢でも見ているのか 声を漏らす瑠宇が喧嘩していても 愛おしく思えてやまない
そっと頬に触れれば 伝わってくる瑠宇の体温
よく見れば隈があるようで それをなぞるように触る
瑚緑
さて、起きたら どう謝ろうか。
てことでテスト終わりの一発目(?)でした笑
ぇまって思った以上に 長くなりそうだから切って良い? てか切る(は
あと前から思ってたんだけど ブクマするならさ 常識的にはコメしてからするよね 😊😊
明日は久々にイオンいくから 楽しみ(⑉・ ・⑉)
寝ます()
おやすみぃいい!! (起きてたらコメ返す)
♡500以上
コメント
29件
ブクマ失礼します‼︎ フォローも失礼致します!最高でした!
テストお疲れ様〜! とても癒された()
めっちゃ好きです!フォローさせていただきます!