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あの日から数日後 俺たちはそれぞれの宿題を片付けるために集まることにした 場所はJpさんの家 Jpさんの部屋にみんなで集まって、ワークやプリントを広げる

Etさんは午前中に用事ができてしまったらしく、午後から合流する予定だ

Hr

おじゃまします

Tt

いらっしゃーい

Tt

って俺が言うのも変やけどなw

俺が玄関をくぐると、出迎えてくれたのはTtだった

Hr

あれ、Jpさんは?

Tt

Jpなら今、Noさんたちに捕まってるわ

Ttはそう言いながら俺を部屋まで案内してくれる ドアを開けるとそれらしき会話が聞こえた

Ur

どっちが告白したんだ〜?

Sv

どんな感じだった?

No

あのことを僕たちに話したってことは、こうなるのも覚悟の上でしょw

Jp

う、うるさい/////!

Ya

もう、やめろよ////!

その隣では、NaさんとRnさんに声をかけるMfくんとDnの姿があった

Dn

良かったね!

Mf

2人ともおめでとう!

Rn

えへへ

Na

ありがとうございます

Tt

……ほんまに、良かった

Ttはその様子をあたたかい目で見守りながらそう呟いていた 俺も声をかける

Hr

Jpさん、おじゃまします

Hr

それから4人ともおめでと!

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

Ya

Rn、これどう解くの?

Rn

これは〜〜〜するんです

Ya

なるほど!ありがとう

Dn

Mf兄、どんぐらい終わった〜?

Mf

ほとんど終わったよ、後は物理だけ

Hr/Ur/Jp

はやっ!!

No

Urりんは?

Ur

俺は全然……Hrくんは?

Hr

俺も、後半分は残ってる

Jp

半分は終わってんのかよ〜

Na

ふふ、分からないとこは教えるので言ってくださいね

Tt

そうそう、一応俺ら先輩やし!

Sv

まぁ、Mfくんほど教えるのは上手くないかもだけど

こうした会話を挟みながら宿題を進めるとお昼になっていた

Jp

かーさんがカレー作ったからみんなで食べてってさ

Na

わーい!Jpさんママのカレーだー♪

お昼も食べま終えて、少し休憩してから宿題に戻ろうとした時、インターホンがなった

Rn

Etちゃん、来たかも!

Jp

俺、迎えに行ってくるね

Hr

はーい

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

Jp

ここが俺の部屋だよ

Et

おじゃましまーす

Et

……みんな、やっほー

扉が開くと、Etさんはいつものように明るい笑顔を浮かべて手を振った ……けれどその笑顔のどこか少しだけ固いように見えた

Rn

Etちゃん、こんにちはですっ!

Na

久しぶりですね

みんな笑う中で、俺だけじゃなく、他のみんなも何となく気づいていた Etさんの"笑顔の奥"にある、微かな影に 俺は立ち上がってEtさんに言う

Hr

Etさん、無理して笑わなくていいよ

Hr

……なんか、あった?

その瞬間、Etさんの表情が揺れた 笑顔が少しずつ崩れていって、悲しそうに伏し目になる

Et

……あのね、外国に転校することになったの

空気が止まった まるで時間ごと凍りついたように、誰もすぐには言葉を出せなかった

Hr

……え?

思わず、俺の口からそれだけが漏れる 俺の後に周りの反応が次々と重なった

Rn

え、てんこう……?

Ya

外、国に?

Jp

ちょ、マジで?

Na

……そんな

MfくんもDnもTtもUrもNoさんもSvさんもみんな言葉を失っていた Etさんは、そんなみんなを見渡して、小さく笑おうとしていたけど ……その目には、今にもこぼれそうな涙が滲んでいた

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

昨晩 夕食を食べ終えて、食器を片付け終わったところだった 私は冷たいお茶を飲みながらテレビをぼんやり見ていた

Et父

Et、大事な話があるんだ

Et

なに?

Et母

……あのね

お父さんとお母さんは少し暗い顔をしていた

Et母

私たち、海外に転勤することになったの

Et

え……?

あまりにも急で、頭がついていかなくて、言葉が止まる コップを持ったまま固まってしまった

Et

私たち、今年こっちに来たばっかじゃん……!

Et父

わかってる

Et父

俺たちも、出来ればここにいたかったんだ

Et母

でもね……どうしても外せない仕事なの

Et

そんなの……

声が小さくなる 頭の中では、Hrくんとこ、みんなのこと、学校のことがグルグルしていた

Et

じゃあ、私……どうなるの?

Et母

もちろん、Etも一緒に来てほしい

Et母

心配だから……Etを1人にしておくなんてできない

Et

でも……

言いかけて、口が止まる 胸がぎゅっと苦しくなって、言葉にならなかった

Et

(行きたくない、ここに居たい……でも家族と離れるのも怖い)

気づけば涙が頬を伝っていた

Et母

ごめんね

お母さんは私の涙をそっと拭ってそう言った お父さんも何も言えずに私の頭を撫でていた

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

Et

いつ、こっちに戻って来れるかも分からない

Et

今日の午前の用事っていうのは……転勤先の様子とか、新しい家とか、学校の説明を……親の会社の人がしに来てくれたんだ

Etさんが少し震えた声でそう言った テーブルの上には開きかけのノートとペン 誰も動けず、ただ彼女の言葉を聞いている

Hr

……そうなんだ

それだけが、やっとのことで出た言葉だった Etさんの肩が小さく揺れている 気づけば、俺はそっとその背中に手を伸ばし、撫でていた

Et

……みんなと、一緒にいたい

絞り出すように言ったその声に、胸の奥が痛く、何も言葉が出なかった

Hr

俺もだよ……

俺はそう答えると、Etさんを優しく抱きしめる 温かくて、切ない涙が肩に触れた その時、NaさんとRnさんも泣きながら俺の反対側からEtさんに抱きついた

Rn

Etちゃん……

Na

行かないで……

2人の声も震えている 部屋の中が、涙の音で満たされていく Jpさんたちもなにもい言わず、静かに見守っていた 少しして、Jpさんが小さく微笑んで言う

Jp

……俺たちも、同じ気持ちだよ

その言葉に、誰もが頷いた 泣いて、泣いて、それでも笑おうとする Etさんの横顔が、どうしようもなく愛おしかった

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

涙が落ち着いた頃、俺は静かに口を開いた

Hr

……引っ越しって、いつ頃なの?

Etさんは少し俯いたまま、息を整えてから答えた

Et

ちょうど夏休み最終日だよ

Ur

夏休み最終日ってことは、まだ時間はあるな

No

夏休みはこれからだしね!

UrとNoさんが前向きに言う その言葉に、少しだけ場の空気が和らいだ

Na

夏休み最終日の前日、花火大会もあるので……みんなで行きましょ!

Sv

おっ、それいいな!

Tt

なんだかんだ言って、Etさんがこっち来る前も、全員そろうことなかったもんな

Rn

Rn、花火が綺麗に見れる穴場をしてますっ!

Dn

花火大会の前にも、地域のお祭りとかもあるしね

Mf

隣町の商店街のお祭りでは、大物アーティストも来たりするらしいよ

Ya

お祭り以外にもたくさんイベントあるし!

Jp

よし!

Jp

それじゃあ、夏休み最後まで楽しむぞー!!

全員

おー!!!

全員の声が重なり、部屋中に響く 笑い声がこだまして、泣いたあとの空気が少しずつ明るさを取り戻していく 俺は隣にいるEtさんの方を見た

Hr

これからも、いっぱい思い出を作ろうね

そう言うと、Etさんは涙の後をぬぐいながら、にこっと笑った

Et

うん!

その笑顔は いつもの、俺が大好きなEtさんの笑顔だった

また会おうって、あの時言ったから〜初恋の続きは、春に咲く〜

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