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にゃん
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伊吹藍
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いていた
夏が始まったばかりというのに
伊吹藍
志摩一未
君はひどく震えていた
そんな話で始まる
あの夏の記憶だ
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
そんな君に僕は言った
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
伊吹藍
志摩一未
2人
志摩一未
そして僕らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
志摩一未
伊吹藍
志摩一未
伊吹藍
君と2人で
遠い遠い誰も居ない場所で
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
君は何も悪くないよ
伊吹藍
志摩一未
そんな嫌な共通点で僕らは簡単に信じ合ってきた
志摩一未
伊吹藍
君の手を握った時微かな震えも既に無くなっていて
誰にも縛られないで
二人岩の上を歩いた
志摩一未
金を盗んで
志摩一未
伊吹藍
二人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ
志摩一未
伊吹藍
額の汗も落ちたメガネも
今となっちゃどうでもいいさ
志摩一未
伊吹藍
2人
伊吹藍
いつか夢見た優しくて誰にも好かれる主人公なら
志摩一未
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
あてもなく彷徨う蝉の群れに
水も無くなり揺れ出す視界に迫り狂う鬼たちの怒号に
伊吹藍
志摩一未
バカみたいにはしゃぎあいふと君はナイフをとった
志摩一未
伊吹藍
伊吹藍
志摩一未
伊吹藍
志摩一未
ザシュ
そして君は首を切った
志摩一未
白昼夢見ている気がした
警察
志摩一未
警察
ウーウー🚓
気づけば俺は捕まって
志摩一未
9年後〜
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
伊吹藍
もか!!
もか!!
もか!!
もか!!
もか!!
もか!!
コメント
5件
あー、これめっちゃ刺さったわ…。詩的で映像が浮かぶような文体がまず好き。伊吹が震えながら告白して、志摩が「それじゃ俺も連れてって」って即答する流れ、一瞬で二人の関係性が分かるのが良すぎる。「君と俺の旅だ」って息ぴったりに言うとことか、もう泣く。最後のナイフのシーンで一気に現実に引き戻されて、9年後の「伊吹だけどこにもいねぇ」で完全に持ってかれたわ…。切なくて美しい逃避行、胸に残る。