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150
吉田のりもちくん
24
伊吹藍
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いていた
夏が始まったばかりというのに
伊吹藍
志摩一未
君はひどく震えていた
そんな話で始まる
あの夏の記憶だ
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
そんな君に僕は言った
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
伊吹藍
志摩一未
2人
志摩一未
そして僕らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
志摩一未
伊吹藍
志摩一未
伊吹藍
君と2人で
遠い遠い誰も居ない場所で
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
君は何も悪くないよ
伊吹藍
志摩一未
そんな嫌な共通点で僕らは簡単に信じ合ってきた
志摩一未
伊吹藍
君の手を握った時微かな震えも既に無くなっていて
誰にも縛られないで
二人岩の上を歩いた
志摩一未
金を盗んで
志摩一未
伊吹藍
二人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ
志摩一未
伊吹藍
額の汗も落ちたメガネも
今となっちゃどうでもいいさ
志摩一未
伊吹藍
2人
伊吹藍
いつか夢見た優しくて誰にも好かれる主人公なら
志摩一未
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
伊吹藍
あてもなく彷徨う蝉の群れに
水も無くなり揺れ出す視界に迫り狂う鬼たちの怒号に
伊吹藍
志摩一未
バカみたいにはしゃぎあいふと君はナイフをとった
志摩一未
伊吹藍
伊吹藍
志摩一未
伊吹藍
志摩一未
ザシュ
そして君は首を切った
志摩一未
白昼夢見ている気がした
警察
志摩一未
警察
ウーウー🚓
気づけば俺は捕まって
志摩一未
9年後〜
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
志摩一未
伊吹藍
もか!!
もか!!
もか!!
もか!!
もか!!
もか!!
コメント
5件
あー、これめっちゃ刺さったわ…。詩的で映像が浮かぶような文体がまず好き。伊吹が震えながら告白して、志摩が「それじゃ俺も連れてって」って即答する流れ、一瞬で二人の関係性が分かるのが良すぎる。「君と俺の旅だ」って息ぴったりに言うとことか、もう泣く。最後のナイフのシーンで一気に現実に引き戻されて、9年後の「伊吹だけどこにもいねぇ」で完全に持ってかれたわ…。切なくて美しい逃避行、胸に残る。