テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
35件



じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
えと
えと
撮影の合間、賑やかに行き交うメンバーたちの声
カメラの照明が消えた瞬間、俺を支えていた緊張の糸がぷつりと切れた
立っていることすら限界で、俺はスタジオの隅にあるパイプ椅子になだれ込むように腰を下ろす
――冷たい
視界の端がチカチカと明滅して、自分の指先が氷のように冷たくなっているのがわかった
ヒロ
胸が激しく上下する
うまく酸素が吸えなくて、溺れそうな感覚になる
メイクでなんとか隠してきたけれど、今の俺の顔はきっと、見るに耐えないほど真っ白なはずだ
うり
うり
不意に、上から声をかけられた
ハッとして顔を上げると、そこには心配そうに俺の顔を覗き込んでいるうりの姿があった
ヒロ
ヒロ
俺は一瞬で「いつもの笑顔」を作ってみせる
引き攣りそうになる頬の筋肉を無理やり動かして、何事もないように声を弾ませた
うり
うり
うり
うり
そう言って、うりが僕の額に手を伸ばそうとする
その手が触れたら、自分の異常な体温や震えがすべてバレてしまう――
恐怖に駆られた俺は、無意識にうりの手を小さく拒むように、自分の体を一歩後ろへ引いた
ヒロ
ヒロ
ヒロ
うり
うり
うり
ヒロ
ヒロ
ヒロ
うり
うり
うり
ヒロ
うりが不審そうに首を傾げながらも、じゃぱぱさん達の方へと戻っていく
その背中を見送りながら、俺はそっと胸をなでおろした
――また、嘘をついてしまった
うりの優しさが、差し伸べられたその温かい手が
今の俺には痛いくらいに眩しすぎる
ヒロ
ヒロ
冷え切った自分の両手を強く握りしめ
俺は深く、深く、誰にも聞こえない息を吐いた
#ur総受け
はいも__🎸
754