外は久しぶりの大雨だ。
自然と動いてしまう足は
一向に止まる気配がしない。
なんで私は嫌いな奴のために…。
そんな疑問がふと脳裏を過ぎる
なんで嫌いな灰谷のために 自分はこんな大雨の中 灰谷のいる病院へと 脚を走らせるのだろうか。
そんなこと今はどうでもいいや。
とにかく本能のままに__。
○○
ッ…!!
○○
竜胆君ッ…!!
竜胆
う”ぐっ"…ポロボロ
竜胆
兄ちゃんが死んだら俺ッ…ポロボロッ…
○○
ッ…w
○○
大丈夫だよッ…w。
○○
灰谷のことだからさッ…!!w
○○
あいつしぶといからッ…w、
○○
絶対生きててくれるって…、!
竜胆
ッ…ポロボロッ…
竜胆
う”んッ…ポロボロ
__________
四時間が経過した現在も
手術室のドアは空く気配がしない
廊下に響き渡る時計の針の音が
少しずつ私達に焦りをもたらせる
竜胆
兄ちゃんッ…ギュッッ…ポロボロ
○○
ポンポンッ…
正直私も心配だ。
四時間という時間が経った今も
一向にあかない手術室のドアに
焦りを感じてる。
ウィーンッ…
竜胆
ッ…!!ッ…
○○
!!!!
竜胆
先生ッ…!!兄ちゃんはッ…‼️