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結羅
結羅
結羅
結羅
結羅
結羅
キーンコーンカーンコーン
HRが終わったと共に帰りの予鈴が鳴りみんなが一斉に席を立つ。
今日も私は日課となっている"病院"へ行く。
ガタン
今日は何のお話をしようかな~…
??
??
あれこれ考えていると、親友の"えとちゃんと"のあちゃん"が私の近くに寄り話しかけてきた。
R.❄️
E
N.🍪
R.❄️
"なおきり"くんは 私の幼馴染の男の子でその子のお見舞いに病院に行くことが最近の日課となっている。
R.❄️
E
N.🍪
U.🎸
J.🦖
このおふたりさんは…2人の彼氏です。 えとちゃんの彼氏はうりさん。 のあちゃんの彼氏はじゃぱぱさん
R.❄️
E
N.🍪
広い…広すぎる՞ ՞
R.❄️
現在るな迷子中です。
何回…いや何百回…いや何千回来てると思ってんだ…流石に覚えたいけど広すぎて迷っちゃうー、!
ひとりであわあわしていると後ろから聞きなれた声が聞こえた。
T.⚡
ギクッ
R.❄️
T.⚡
R.❄️
T.⚡
R.❄️
この面倒見がいい人は、私の一個年上の17歳(高1)たつやさん なおきりくんの親友で、3年前くらいに仲良くなった。
こうやって見かけた時に毎回迷子になっている私を助けてくれる面倒見のいいお兄さんみたいな人。
T.⚡
T.⚡
R.❄️
たつやさんの隣に肩を合わせて並んで歩く。
たつやさんは事故で足を失い義足を使って日々生活している。 前までは車椅子で最近義足にしたばかりだからか歩き方が少しぎこちない。
T.⚡
106号室
T.⚡
それだけ言い残し去っていくたつやさんの背中がどことなく寂しく思えたからか私は叫んでいた。
R.❄️
意味が通じたのか少し驚いた顔をした後私に笑顔を向けてくれた
R.❄️
私は一息つき、106号室と書かれた扉をじっくりと見た後ドアノブに手をかけた。
コンコン
R.❄️
R.❄️
ドアを開けて中に入るといつもベットで読書をしているなおきりくんが何かを考えている様な表情をしていた。
そしていつもは来たら真っ先に声をかけてくれるのに、今日はまだ私の存在に気付いていないみたいだった。
R.❄️
R.❄️
N.🌷
やっと私の存在に気付いてくれたみたいでほっと胸を撫で下ろす。
R.❄️
実は……となおきりくんが話してくれた。
なおきりくんは5年前、学校で倒れて緊急搬送されて検査したら病気だった。 それからずーっと入院しているんだけど最近症状も軽くなってきてるから
お医者さんに学校に週2くらいなら通ってもいいって許可を下ろされたんだけど、自分は行きたくなくてもお母さんとお父さんが勧めてくるからなかなか断れないらしくて今悩んでるんだ
って
R.❄️
N.🌷
N.🌷
N.🌷
R.❄️
それはもちろん…となおきりくんが私の方を見て穏やかに微笑んだ。
N.🌷
虹桃高校とは……☝🏻 ̖́- るなが通っている高校
N.🌷
N.🌷
R.❄️
N.🌷
R.❄️
N.🌷
N.🌷
それからたわいの無い話をして盛り上がった。
PM:06:00
辺りは夕暮れに染まっていた。 なおきりくんが申し訳なさそうに眉を下げて言った。
N.🌷
その姿がまるで捨てられた子犬の様で許すしか選択肢か無い。 そもそも話に乗っちゃった私も悪いわけだし!
R.❄️
N.🌷
R.❄️
N.🌷
R.❄️
R.❄️
N.🌷
N.🌷
R.❄️
R.❄️
きょろきょろ
絶対今の自分不振な行動をしているに違いない…! けどバレたら面倒なことになっちゃう
R.❄️
R.❄️
もう子供じゃないんだから! (※子供です)
神様…今日だけ許してください! 私は心に罪悪感を抱えつつも存在に気付かれぬよう気を引き締めて歩いた。
何だかスパイみたいでわくわくしますっ!
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R.❄️
R.❄️
R.❄️
鼻歌交じりに最後の段を登ろうとした時。
??
R.❄️
いつも人のいない場所なはずなのに声がする。
あまりよく聞こえないけれど確かに誰かの声が聞こえる。
R.❄️
R.❄️
そして最後の段を登り屋上の扉を開けた時。
R.❄️
そこには思いがけない光景が広がっていて思わず息を呑んだ。
??
R.❄️
私は考えるよりも先に体が動いていた。
ギュッ
R.❄️
でも彼は私を鋭い目で睨んだ。
恨まれても…いい 今私に出来るのは彼の命を救うこと
こんなのに怯えてちゃ駄目… この子には生きてて欲しいから
??
黒い髪の毛に赤いメッシュがかかっていて瞳は真っ赤。
歳は私と同じくらいだと思う… 彼は病衣を着ていた……きっとこの子はここの病院に入院している子だ
私を睨んだ瞳の奥には強い決心があった。
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R.❄️
R.❄️
R.❄️
??
いい子気取りなんかじゃない… 私は本気…至って本気…やる時はやりますよるなだって
R.❄️
R.❄️
??
彼が悲鳴の様に叫んだ。
……私は…るなは……
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R.❄️
R.❄️
R.❄️
??
R.❄️
R.❄️
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R.❄️
R.❄️
R.❄️
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R.❄️
R.❄️
R.❄️
R.❄️
R.❄️
けど…
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彼の頬に、光った雫が一筋流れた。
R.❄️
R.❄️
彼は下唇を噛み締めると、泣き叫ぶ様な目で言ってきた。
??
R.❄️
私が力付くで引き上げ、彼は地面につくとそのまま崩れ落ちた。
R.❄️
??
R.❄️
R.❄️
そういえば聞くのをうっかり忘れていた。
私が訪ねると彼は言った。
Y.🍗
R.❄️
R.❄️
そう…?と手短に言うと次は彼が訪ねてきた。
Y.🍗
R.❄️
Y.🍗
R.❄️
R.❄️
名前を呼ばれたことが嬉しくて思わず目を輝かせてしまった。
すると彼がふっと笑った。
一瞬だったけれど彼の笑顔はとても頭に残るような笑顔でキラキラ輝いていた。
Y.🍗
Y.🍗
R.❄️
Y.🍗
私が見すぎていたせいか叱られてしまった。
R.❄️
R.❄️
R.❄️
R.❄️
Y.🍗
言葉は冷たくて態度も素っ気ないけど
彼が少しでも話してくれることが
私にとっては凄く嬉しいものだった
R.❄️
私はふと時計を目にやる。
PM:06:20
R.❄️
R.❄️
私は鞄を持って颯爽に屋上から離れた。
彼の存在もすっかり忘れ-。