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子供の頃
零央
看護婦
零央
看護婦
零央
俺は昔から体が弱く、入院生活していた。
看護婦
ｶﾞﾗｶﾞﾗ((ドアが閉まる音
零央
そう呟きながら、僕は窓の外を見る。
さっきとは別の看護婦さんがお花に水をやってる。
僕が見てるところは市民も使用できる遊び場だったから
男の子たちがボールを蹴って楽しんでいた。
零央
8月25日（金）晴れ 今日は、久しぶりに外に行けた。 綺麗なガーベラやコスモスが並んでいて嬉しくなった。 窓の外では男の子たちがボールを蹴って遊んでた。 僕も早く元気になって外で遊びたいな。
そう書くと僕は日記帳を閉じる。
入院し始めてから数年後。
僕は奇跡的に回復し、大体は普通の生活を過ごせていた。
強いていうなら、病弱な部分が残っているのが欠点かな。
