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きっと、意味深な言葉で別れたあの日以降から、彼のことを意識し始めたのだろう。
あの時僕はまだ未熟で、そんなことを愚かにも考えていたのだ。
そして、翌朝
弘茂
遼
弘茂
遼
弘茂
遼
弘茂
遼
遼
弘茂
遼
この時の僕は本当に浮かれすぎていたと思う。呆れるほどに。
そして一週間が経ち…
遼
弘茂
遼
弘茂
遼
そして、放課後。いつも通りに彼を待とうとしていた。しかし、部活が思ったより長引いてしまい、彼の方が先に終わってしまっていた。
遼
生徒会室前へ
遼
遼
約束をしていたとはいえ、1時間も彼が待ってくれているはずなどなかった。彼は人情を重んじるタイプでは無かったので、それはとうにわかり切っていたことだ。
遼
言葉にした途端涙が溢れた
相手にとって、自分は所詮ただの友達でしかないと思い知らされた
ひたすらに、その現実だけが僕を苦しめた
遼
家に帰り、告ることを決心し、突然電話をかけた
遼
弘茂
彼は、普段の素振りからは想像出来ない優しく甘い声で応答した
そのあまりにも優しい声に、僕の決心は揺らいでしまった
遼
弘茂
遼
弘茂
遼
弘茂
遼
弘茂
遼
さっきまで昂っていた感情が、いつの間にか収まっていた
その時、ああ、自分はこんなにも弘茂が好きなんだと自覚した。自覚してしまった
遼
弘茂
遼
通話
03:15
遼
そうして、またいつもの日常へ