お久しぶりです。 はむむです。生きてます。
さっぴとの小説まだ書いてないことに 今気づきました。 でも白水書きます。ごめんね。
あてんしょん ご本人様には関係ありません。 白水,曲パロです。 軽度の病み表現有 Iris,Irxsの意味を知らない方,地雷さんは ブラウザバックお願いします。
白水 【晴天を穿つ/傘村トータ様】 曲パロ
「馬鹿」
そんな言葉を飲み込んだ。
そうでもしないと聞いてくれないなんて分かってたよ。
だって、
初兎
初兎
初兎
初兎
僕の本心をどれだけ並べても
どんな言葉を尽くしても
いむくん
そうやっていつも拒むんだから。
なぁ、僕はどうしたらええんやろ
君に……いむくんに、何が出来る?
いむくん
いむくん
だから生きてて欲しいんやって。
いむくん
いむくん
いむくん
ねぇ、信じてよ。
そんな言葉、いむくんの口から聞くとは思わんかったよ。
初兎
そう言うと、 ずっと目を背けていた君の瞳が、 やっと僕を捉えた。
初兎
この世界を肯定するように 僕らを見つめてる晴天の空を、
僕らで殴りつけてやろうよ
ぶち抜いた空の裏側の、 いっちばん綺麗で、
君の瞳みたいな水色のとこを
いむくんが貰ってよ。
君の心がいつか、 無邪気だった頃みたいに 澄み渡りますように、
なんて思っちゃいないからさ。
君がこの世界から拒まれてるなら、 僕も一緒に拒まれてやる。
だから、
初兎
初兎
初兎
世界を憎んだ、共犯者になろう。
いむくん
初兎
初兎
いむくん
でも、知ってるよ。
その後ごめんねって呟いた君は、
まだ「死にたい」なんて 思ってるんでしょ?
「馬鹿」
いい加減謝るのをやめてはくれないか。
いむくん
いむくん
いむくん
いむくん
いむくん
返す言葉なんて出てくる訳がなくて。
だからひたすら君の話を聞いてた。
今はそれだけでよかった。 だって君がまだここにいるから。
初兎
初兎
そうやって夜通し悩んで、
答えも出せず君を独りにしてる自分が 嫌で、どうしようもなく嫌で、
枕殴りつけて抑えてたことなんて、 君は知らなくていいんだよ。
『僕って、いてもいなくても 変わんない気がする』
『やっぱり存在しない方が みんな幸せなのかもね』
そんなLINEが送られてきた雨の日。
初兎
初兎
信じたくなかったよ、ほんとは
きっと誰かが無理矢理言わせてるん やって、信じたかったよ。
大好きな君にそんなこと言わせたのは どこのどいつだなんて言って、
君を救いたかったよ
世界の負の感情が集まったように、 僕らを見つめてる曇天の空みたいに、
「しにたい」なんて 言葉に潜って隠れた君の
いっちばん汚くて、
君の本音で塗れたところを僕が貰うよ。
君がこの世界を拒むなら、
僕は、君とどこまでもいってやる。
だから、
《僕と一緒に生きてよ》
《約束だったでしょ?》
《僕はいむくんがおらんとあかんって いっつも言ってるやん》
『……そうだね』
僕は君の一番の敵で味方だ
でも僕らは、2人が最強だろ?
「馬鹿」
もうちょっと僕に猶予をくれよ
いむくん
いむくん
屋上の縁に立つ君。
初兎
初兎
駆け出して君の手を掴んだ。
端っこに立つのは君の役目じゃない。
なにやってるんwなんて、 笑って許してあげられたら よかっただろうか。
いむくん
いむくん
今までにないくらい 悲痛な声で訴える君。
でもごめんね、僕はもう君を許せない。
初兎
初兎
初兎
初兎
いむくん
初兎
初兎
僕と一緒に幸せになって、 ずっと僕の横に居るのが義務だ
初兎
初兎
「生きる意味を取る気なん?!」
僕に一生消えない傷を負わせて
1人でどっかへ行ってしまうなんて、 僕は絶対に許さない。
初兎
涙が溢れて止まらない。
泣くのは僕じゃないはずなのに。
いむくん
いむくん
小さなぬくもりが僕を包む。
違うの、そうじゃないんだよ
自分を追い詰めたのは きっと僕自身なんだよ
いむくん
いむくん
右肩が濡れていく。
いむくん
なんだよそれ。
想いを伝えたら解決したじゃんか。
いむくん
、、、え?
いむくん
いむくん
ねぇ、
初兎
違うんだよ
初兎
なんで、なんて 不思議そうな顔もしないで。
初兎
大好きな人に謝らせるなんて、 絶対にだめなんだよ
この世界を肯定するように、 僕らを見つめてる晴天の空を、
僕らで殴りつけてやろうよ。
ぶち抜いた空の裏側の、
いっちばん綺麗で、
君の瞳みたいな水色のとこを
いむくんにあげる。
君がこの世界から拒まれてるなら、 僕も一緒に拒まれてやる。
君がしんどいなら、 僕はずっと横にいる。
そうやって生きることを誓うよ。
だから、
初兎
初兎
初兎
世界を憎んで、拒んで生きてる僕らは きっと犯罪者だ。
でも、君となら生きられる。
最高で、最強の、共犯者になろう。
𝑒𝑛𝑑.
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!