テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

生徒

______好きです

生徒

付き合ってください

親友が告白されているのを見た

成瀬 莉緒

ありがとう、でも

成瀬 莉緒

ごめん、私他に好きな人がいるの

生徒

__そっか

生徒

ありがとう、教えてくれて

親友に好きな人がいるのを知った

成瀬 莉緒

うん、じゃあ私行くね

生徒

うん

中山 麗

(あ、やばい)

成瀬 莉緒

あれ、麗?

成瀬 莉緒

ま、まさか聞いてた?

中山 麗

ご、ごめん!

中山 麗

その…わざとじゃなくて

成瀬 莉緒

いいよいいよ

成瀬 莉緒

わかってる

中山 麗

ありがとう

莉緒は優しい

だから人に好かれる

だから人を______

好きになれる

成瀬 莉緒

じゃ、帰ろっか!

中山 麗

うん!

秋山 奏汰

あ、見っけ

吉田 隆平

あれ、吹部もう終わったん

中山 麗

うん、今日は早く終わったよ

秋山 奏汰

めずらしいな、いっつも他の部活より遅いのに

成瀬 莉緒

あの先生話ちょっと長いよね

吉田 隆平

だいぶな

中山 麗

そうだけど、言ってることには芯が通ってるから

成瀬 莉緒

えらいね〜、麗

吉田 隆平

莉緒とは違うな

成瀬 莉緒

うっさい

秋山 奏汰

今日どーする?

中山 麗

どーするって?

成瀬 莉緒

えー、忘れたの!麗

中山 麗

えっ、今日なにか大事な日だっけ?

吉田 隆平

俺でも覚えてんのに

秋山 奏汰

今日は俺たちが初めてあった日だよ

成瀬 莉緒

桜ヶ丘公園覚えてない?

中山 麗

もちろん覚えてるよ

中山 麗

でも、日付までは…

吉田 隆平

毎年4人揃ってこの日は遊んでたけど

中山 麗

気づかなかったです

秋山 奏汰

麗らしいや

成瀬 莉緒

じゃあ今日覚えてね!

中山 麗

うん!

吉田 隆平

ご飯食べようぜー

吉田 隆平

俺ちょーお腹すいてる

成瀬 莉緒

私もー!

秋山 奏汰

じゃ、食べいくか

中山 麗

そうだね

初めて会った日か

5歳の時だっけ

たまたま行った公園に3人がいた

ただそれだけだったのに

中山 麗

まさかこんなに仲良くなるなんて……

吉田 隆平

なんか言った?

中山 麗

あ、いや…初めて会った日って言うから

中山 麗

過去のこと思い出しちゃって

吉田 隆平

過去に戻りたいん?

中山 麗

ううん

中山 麗

まさかこんなに仲良くなるなんてなーって思っただけ

吉田 隆平

まあ、偶然だったもんな

成瀬 莉緒

いーや!私は運命だと思ってるけど?

秋山 奏汰

ふっ、莉緒って運命とか信じる系なんだ

成瀬 莉緒

なに笑ってるの!当たり前じゃん

秋山 奏汰

俺もそうだと思ってるよ

吉田 隆平

まじかよ

中山 麗

んー…まあ、どっちにしろ会えてよかったよ

秋山 奏汰

吉田 隆平

中山 麗

え?

成瀬 莉緒

麗がそんなこと言ってくれるなんて〜〜!

秋山 奏汰

びっくりした

吉田 隆平

心臓止まるかと思った

中山 麗

ええ、私だってそれくらい言うし

成瀬 莉緒

だよねだよね

成瀬 莉緒

麗、わたしのことだーいすきだもんね

中山 麗

うん、もちろんだよ

秋山 奏汰

俺たちのこともだよな

吉田 隆平

いやいや、莉緒以外だろ

中山 麗

みんな好きだよ、友達だもん

秋山 奏汰

やっぱ麗今日おかしいよ

吉田 隆平

うん、それ

中山 麗

なんでよ

成瀬 莉緒

麗、今日奢ってあげる

成瀬 莉緒

なぜなら私は気分がいいから〜

中山 麗

え!やったね

秋山 奏汰

やったね

吉田 隆平

やったね

成瀬 莉緒

あんたたちは自分で払いなさい!

そう、わたしは友達が好き

友達がいるだけで今が楽しい

それだけで、私は充分幸せ

店員

何名様ですか?

秋山 奏汰

4人です

店員

空いてるお席にどうぞ

成瀬 莉緒

さ、たくさん食べるぞー

中山 麗

(何頼もうかな)

秋山 奏汰

俺、きーまり

吉田 隆平

俺も決まったー、麗は?

中山 麗

麗は…これにする

成瀬 莉緒

麗って悩むと一人称麗になるよね

中山 麗

えっ、うそ…やだ

吉田 隆平

なんで?いいんじゃね

吉田 隆平

まあ一人称自分の名前はぶりっ子率高いけど。

秋山 奏汰

わかる、それ

中山 麗

尚更いやだよ

成瀬 莉緒

かわいくて好きだけどな、わたしは!

中山 麗

いーや、やめる

中山 麗

そんなことより、早く注文しようよ

秋山 奏汰

そーだな

店員

ご注文お伺いします

成瀬 莉緒

それじゃあ、かんぱ〜い!

吉田 隆平

やっぱ、部活あとに飲む炭酸って最高だな

秋山 奏汰

炭酸飲んでない人もいるからやめてあげて

中山 麗

秋山くん、そう言われるともっと気まずいよ

成瀬 莉緒

わ〜、奏汰わる〜

秋山 奏汰

悪かったから秋山呼びやめてくれ

中山 麗

ふふっ、ごめんごめん

吉田 隆平

麗の美味そう

吉田 隆平

一口くれよ

中山 麗

えー、やだよ

吉田 隆平

えー

成瀬 莉緒

今度来た時食べればいいじゃん

吉田 隆平

人が食べてると美味そうに見えるやん

成瀬 莉緒

…じゃあ、今度私と来て私が食べる

吉田 隆平

奢りな

秋山 奏汰

じゃ、麗は俺と行くか〜

中山 麗

行っちゃうか〜

吉田 隆平

いやいや、それならまた4人でくればいいだろ

中山 麗

それもそっか

成瀬 莉緒

…だね〜

秋山 奏汰

会計行こうぜ

中山 麗

うん

成瀬 莉緒

麗、帰りどーする?

成瀬 莉緒

遠いよね

中山 麗

もうお迎え呼んだよ

吉田 隆平

まじ?迎えくるまで待っとく

中山 麗

ありがとう

中山 麗

でも、もう着いてるって

吉田 隆平

おけー

秋山 奏汰

麗も、学校から家近いといいんだけどな

成瀬 莉緒

それな〜、私たち3人は近いもんね

そう、私の家は遠い

みんなと地区が違う

中山 麗

大丈夫、電車で学校通うの好きだし

成瀬 莉緒

そっかそっか!

吉田 隆平

まっ、俺らが遊びに行けばいい話か

秋山 奏汰

だな

店員

合計7563円ちょうだい致します

秋山 奏汰

はーい、これで

店員

8000円お預かり致します

店員

ありがとうございましたー

中山 麗

お迎えありがとう

中山 美帆 (母)

いいよいいよ

中山 美帆 (母)

楽しかったですか~?

中山 麗

うん、すっごく

中山 美帆 (母)

いいね〜

中山 美帆 (母)

JKって感じ?

中山 麗

ふふっ、そうだね

中山 美帆 (母)

でもー、お母さんは

中山 美帆 (母)

JKなら恋愛だったなあ

中山 麗

恋愛?

中山 美帆 (母)

そうよ

中山 美帆 (母)

好きな人が居ない時期の方が少なかったかも

中山 麗

ええ、それはいいの?

中山 美帆 (母)

いーのいーの

中山 美帆 (母)

若いんだもん

恋愛か

実は私は一度も恋をしたことがない

中山 美帆 (母)

やっぱり初恋が一番楽しかったかなあ〜

中山 美帆 (母)

あーこれが恋か!って分かっちゃうんだもん

中山 麗

へぇ〜、初恋か…

"初恋"

初めての恋のことを指す

中山 麗

初恋の相手、私は誰になるんだろう

中山 美帆 (母)

さあ?それはわかんないね

中山 美帆 (母)

だからおもしろいんだよね、恋って

中山 麗

…そうかもね

この物語は

私が恋の面白さ、初恋を知る

物語です

この作品はいかがでしたか?

14

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚