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s i d e パ ン ダ
P a n d a
さながら通夜の今日
否
確かに通夜だ
クラスメイトである ‘ 早桐 鈴 ’ の
鈴の最期は
彼女の咲かせた 彼岸花は
目を瞑れば 今でも鮮明に浮かぶ
あの日
あの夜
悟に言われて 鈴の方へ援軍に行った時
P a n d a
S u z u
地面を這いで
俺を見上げる鈴が
P a n d a
P a n d a
S u z u
S u z u
ノ ロ イ そんな ‘ 遺言 ’ だけを 俺に遺して
目の前で
散 っ た
それからはもう 何が何だかで
高専に飛ばされ 敵の大将と戦わされ
負けて
気付いた時には
全てが終わった後だった
気付いた時には
早桐 鈴は
死んでいた
上層部からの 刺客によって
過ぎて逝く日々に 欠伸をしながら
また今日だって 天井を見るだけの毎日
俺は ‘ 呪術師 ’ だ
仲間の死なんて よくある事
毎度 落ち込む訳にはいかない
でも
そうだとしても
彼女の遺言は
彼女の声は
彼女の死に様は
彼女の笑顔は
彼女の亡骸は
彼女の存在は
どうしようもない程
如何しようもない程
ノ ロ イ 俺に ‘ 哀傷 ’ をかけた
ノ ロ イ 俺に ‘ 恋慕 ’ をかけた
あれから 半年以上が過ぎた
唯々澄んだ 青空の下
P a n d a
P a n d a
屋上にて 軽く息をつく
想い出すのは あの日
あの鮮やかな 彼岸花
P a n d a
P a n d a
小さく呟いた声が 自身の鼓膜を震わせる
俺の体は 所詮は綿
感情らしき 核を手に入れただけの 唯の人形
P a n d a
P a n d a
なら コレは
この眼から零れる この雫は
一体全体 何なのか
まるで 俺の涙を飛ばす様に
そっと優しい 風が吹いた
午後の海
後輩含めた 六人で
遊びに来た
P a n d a
P a n d a
季節はもう冬
彼女がいつか 言った様に
泳ぐにはもう かなり寒い
P a n d a
鈴の居なくなった 非日常が
日常になりつつあって
この場にまだ 鈴がいればなんて
そんな事を 考えてしまう
Y u - j i
「 鈴先輩! 」
M e g u m i
「 早桐先輩 」
N o b a r a
「 鈴さーん 」
T o g e
「 明太子! 」
M a k i
「 鈴ー 」
きっと存在しない声
それでも
P a n d a
P a n d a
「 ん 、今行く ... 」
如何にも 鈴の声が聴こえた
辺りはすっかり茜色
オ レ ン ジ 燈色の海が
日没近くを知らせる
P a n d a
P a n d a
届かないと 解っていながら
届かせたいと 願うばかり
P a n d a
P a n d a
P a n d a
P a n d a
故人への キザな告白
それでも きっと鈴なら
軽くあしらって 笑ってくれるはず
P a n d a
そう小さく呟いて
T o g e
M a k i
M a k i
P a n d a
P a n d a
仲間の元へ向かった
ヒ ュ ー
「 大好きだよ 」
P a n d a
P a n d a
一年前
いつかの彼女の
旋風に預けた コ ト バ ‘ 遺言 ’ が
優しい風になり
届いた気がした
早 桐 鈴 S a g i r i S u z u
×
パ ン ダ P a n d a
噂 の 突 然 変 異 呪 骸 く ん
f i n
T h a n k s f o r r e a d i n g !
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コメント
38件
え泣く、やめて、ほんとに 漢字の使い方大好き🫶🏻️💞 この作品そららの神作の中でも上位に入るんだけど😵💫💭 パンダを絡ませるって本当に思考どうなってんの? 恋幕で呪いって読ませるのがほんと大好き👊🏻💗 連載おつかれ様🌟 ところで籍入れるのいつにしようか((