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続き楽しみにしてます!!
やはり天才だ……うんうん✨もううりさんイケメン過ぎて……しかも上着ラベンダーの香り……もう最高すぎだろ(?)絶対えとさん惚れるやん()
…どうしよう。
今の私、絶対顔赤いよ。
urのこと、なんとも思ってないのに顔が熱い。
心臓がドキドキとうるさい。
これは、
付き合ってって言われたせい。
決してurのことを意識してるわけじゃない。
…はずなのに、恥ずかしさと嬉しさがごっちゃになったみたいな感情で ぐちゃぐちゃになりそうで。
どうしよう、なんだか涙が出てきちゃった。
……こんな顔、周りに見られたくない。
et.
ur.
スルッ
私はurに両足をすくわれ、抱えられる。
教室は騒然としていたけど、そんなこと気にしないみたいな感じで、
urは上着を脱ぎ、私の顔にかけて、そのままどこかに移動して行った。
ur.
屋上に続く階段で、urは私を降ろしてくれた。
ここに来るまでに、urが私の顔を隠してくれたから、 恥ずかしい思いはしなくて済んだけど…
…urの上着、あたたかくて、ほのかにラベンダーの香りがした。
et.
ur.
ur.
urが顔をぐっと近づけてきて、切れ長の目が真っ赤な顔の私を映していた。
私がこんなにもドキドキしているのはurのせいなのに、 当のurは何にもなさそうな顔をしていて、無性に悔しかった。
et.
et.
そう言った途端、urはこぶしで軽く私の頭を小突く。
ur.
…耳、赤くなってる。
ur.
ur.
…なんだ。そうだよね。 あんな事本気で言うはずないもんね。
少しがっかりしている自分がいて、そんな自分をひっぱたきたくなった。
et.
et.
et.
……何、自分で言っといて泣きそうになってるの。
…私の馬鹿。
ur.
et.
ur.
ur.
ur.
ur.
ur.
et.
et.
ur.
ur.
et.
et.
ur.
et.
et.
ur.
はにかみながらそう言ったurの笑顔はとても眩しくて、
ただひたすらに、
この時間が永遠に続いたらいいな、と祈った。