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鳥籠の中、彼女の日々〜職員ジョージアのL社での日常〜　※キャラ崩壊等注意

第6話 - 遡行

303

2024年02月15日

#LobotomyCorporation

#1.5次創作

H-CHOCO

DAY12

ジョージア

今日の…最初…？

ネビル

うん。都市には、時間を巻き戻す技術もあるみたいだしね。

ジョージア

う、うん…そうなんだ…

ヴィル

…ここでは良くあることだ。

ヴィル

ああ、研究のデータをまたまとめ直さないと…

管理人

やあ、職員諸君。

管理人

ジョージア…さっきは私のミスで君を死なせてしまい、本当にすまない。

ジョージア

あ、え、死……？

管理人

ああ。君はさっき、歌う機械に飛び込み、そして死んだ。

管理人

無理もない。自制が足りないからね…本当に、すまない。

ジョージア

い、いえ…その、よく覚えてなくて…

管理人

それじゃあ、私はもう帰る。業務に集中し…

ジョージア

あの、待ってください…

管理人

…？

ジョージア

その、オフィサーって…助けなくても、いいんですか…？

管理人

…ああ。

管理人

彼らは私には制御できない。そのうえ勝手に死んだりパニックになったりする。

管理人

所謂、捨て駒だ。

管理人

気が済んだか？それじゃあもう行くから。

ジョージア

あ…はい、ありがとうございます…

ジョージア

………

ジョージア

（捨て駒…だなんて）

ジョージア

（私には、何もできないの…？）

ネビル

ジョージア、君が気に病む必要はないんだ。

ジョージア

ね、ネビル…？

ネビル

この都市じゃ…捨て駒としてでも、翼に雇われることが一番重要だから…

ネビル

彼らは、幸運なんだよ。

ジョージア

で、でも…

ネビル

君は、僕と今一緒に…こうして生きているだろう？

ジョージア

…うん。

ネビル

ジョージア。君は、君自身を心配するだけでいいんだ。

ジョージア

……うん。

ジョージア

そうだね、ネビル…

ジョージア

私達には、供養することくらいしかできない…

ネビル

…うん。きっと、そうしてもらえたら、オフィサー達も幸せなんじゃないかな。

ジョージア

うん…

端末

職員ジョージア　母なる蜘蛛　に　本能作業　を行ってください

ジョージア

い、行かないと…

ネビル

いってらっしゃい。気を付けてね。

ジョージア

うん…！

ジョージア

し、失礼します…

幻想体

…また来たのね。

ジョージア

あっ、は、はい…

ジョージア

えっと…子蜘蛛さんたち、ご飯だよ〜…

ジョージア

まだまだ沢山あるからね〜…

ジョージア

…！おっとっと…

ジョージア

…い、いた…

幻想体

…まったくもう、危ないじゃない。

ジョージア

す、すみません…

ジョージア

（これが、REDダメージ…）

ジョージア

（思ったより、いたい…）

ジョージア

…では、そろそろ失礼します。

幻想体

少し待ちなさい。

幻想体

貴方がこれ以上私の子供達に危害を与えないように…

ジョージア

眼鏡ですか…？

ジョージア

ありがとうございます、ありがたく使わせていただきます…

幻想体

もう行っていいわよ。

ジョージア

はい…！

ジョージア

た、ただいま帰りました…

ヴィル

…ギフトか。

ジョージア

えっ？

ヴィル

アブノーマリティ…幻想体から贈られる装飾品だ。

ジョージア

そ、そうなんですね…

ジョージア

なんだか、少し力が湧いてくるような…

ジョージア

…じゃあ、この頭の冠も、ギフト…？

ヴィル

そうだ。

ヴィル

俺は中々貰えないから…少し、研究に使わせてくれないか…

ジョージア

あ、はい…！では、この眼鏡を…

ヴィル

…ありがとう

ジョージア

（あれ…？少し、笑ったような…）

ジョージア

（そういえば、報告書提出しないと…）

ネビル

ただいま戻りました〜

ネビル

ジョージア、見てこれ…！

ネビル

なんか、頬に貰っちゃったんだよね〜

ヴィル

…おかしいな、ギフトを貰える確率はせいぜい3%ほどの筈なのに…

ジョージア

…？

ヴィル

何でもない。こっちの独り言だ。

ジョージア

…そうですか…

ネビル

そういえば、ホド様はどこに…

ヴィル

今は指揮チームに出かけているらしい。

ジョージア

し、指揮チーム…

ネビル

…うん。言いたいことはわかるよ。

ネビル

とりあえず、今は待とうか。

ジョージア

う、うん…

ジョージア

というか、その、ギフト…

ジョージア

私も、貰ったんだ…！

ネビル

へぇ…ジョージアが…

ネビル

…僕ですら、プレゼントなんてあげたことないのに、こんなことが…

ジョージア

…？どうしたの？

ネビル

いや、どうしてこんなもの貰うんだろうなって…

ジョージア

うーん…私は、子供達に危害を加えないようにって…

ネビル

そっか…僕の相手した幻想体は、無機物だったから…よくわからないな…

ヴィル

…（興味深そうに視線を向ける）

ネビル

？ヴィルさん、どうかしました？

ヴィル

いや…ギフトを貰う原理については、まだよく分かっていないんだ…

ヴィル

幻想体によって、理由は様々みたいだが…

ヴィル

アシュリー、あいつはよく貰っているから、詳しいと思う…

ジョージア

へ、へぇ…！

ネビル

幻想体…意外と面白いね。

ジョージア

うん…！

ネビル

（まあ…ジョージアには敵わないけど）

ネビル

（僕の中では、いつだってジョージアが一番だから…）

ネビル

（幻想体なんかより、よっぽど…）

ジョージア

ネビル…？

ネビル

あー、考え事してた…ごめんね、君の方を見ながら考え事しちゃう癖があって。

ジョージア

そ、そうなんだ…信頼されてる…のかな？良かった…

ネビル

うん…すごく、信頼してる

ホド

職員のみなさん、大丈夫かな？

ネビル

あ、ホド様…！

ネビル

こちら、報告書です。

ホド

…うん！問題なく作業できてるね…精神汚染も少ないみたいだし…

ネビル

ありがとうございます。

ジョージア

あ、あの、ホドさま、私も…

ホド

ジョージアの報告書は…

ホド

…うん、少しREDダメージを受けてるけど…

ジョージア

あ、それは…大丈夫、ですから…

ホド

そう…それなら、良いけど…

ホド

うん…ギフトも貰っているし…良い傾向だと思うよ。

ホド

引き続き頑張ってね…！その、何かあったら私に…

ジョージア

は、はい！わかりました！

ジョージア

ありがとうございます…

カルディア

やっほー！

ヴィル

…カルディア、また教育部門に来たのか。

ネビル

か、カルディアさん…

ジョージア

あわ…

カルディア

やだなぁ、ちょっと暇だったから来ただけだよ〜！アシュリーも一緒に来てるんだけど〜

アシュリー

…なあ、やっぱ戻ったほうが…

カルディア

大丈夫大丈夫！私達だって仕事してないわけじゃないんだし、なんとかなるって！

アシュリー

…そうか。あのイェソドさま…毒蛇に、そんな慈悲があるとは思えねえけど。

カルディア

大丈夫だって～！きっと管理人も許してくれるし？

カルディア

それより、新しい幻想体ちゃんを見に…

イェソド

職員ジョージア、職員アシュリー、ここにいたんですね。

カルディア

げっ…

アシュリー

…すみません。

イェソド

ホドに用があってきたものの…

イェソド

…とにかく、早く持ち場に戻りなさい。

カルディア

はーい…

カルディア

新しい幻想体ちゃんに会いにいけると思ったのに〜

アシュリー

…まあ、アタシ達ならいつか見に行けるだろ。

アシュリー

とりあえず、今は仕事仕事…

カルディア

もう、アシュリーはつまらないなあ…

ネビル

…行ったね。

ジョージア

な、なんだったんだろ…

ネビル

…まあ、あの人たちがよくわからないのはいつものことだしね。

ジョージア

う、うん…

ヴィル

……

ジョージア

…ヴィルさん…？

ヴィル

…いや、何でもない。

ジョージア

……？

ヴィル

（変人なのはカルディアだけだと言おうとしたが、アシュリーも中々だったな…）

端末

職員ヴィル　母なる蜘蛛　に　本能作業　を行ってください

ヴィル

…仕事だ。

ホド

あ、えっと…

ホド

気を付けてね…！

ヴィル

…はい、ホド様

数時間後…

管理人（放送）

あ、あー…職員のみなさん？

管理人（放送）

今日は一回遡行しちゃったけど…

管理人（放送）

とにかく、今日もお疲れ様。メインルームに戻ってね。

ジョージア

おわった……

ネビル

遡行か…長い１日だったね。

ホド

そ、それじゃあ、職員のみんな…

ホド

今日もお疲れ様…！

ホド

えっと…みんな、怪我とかしてない…？大丈夫…？

ホド

それじゃあ、今日の業務は終わりだから…気を付けて帰ってね…！

ジョージア

お疲れ様でした…

ネビル

お疲れ様でした。

ヴィル

…お疲れ様。

ジョージア

ネビル…今日もお疲れ…！

ネビル

…ねえ、ジョージア

ジョージア

…？どうしたの…？

ネビル

あのさ…ジョージアは僕を信頼してる？

ジョージア

…うん！もちろんだよ…！

ネビル

そっか…それじゃあ、ルームメイトの皆は？

ジョージア

…まあ、信頼は、してる、けど…

ネビル

本当に…？僕と同じくらい？

ジョージア

…それは、違うけど

ネビル

それならさ、僕ら…

ネビル

２人で、部屋を使えるように…頼んでみない？

ジョージア

…どういう意味……？

ネビル

僕はね、ジョージアを守りたいんだ。

ネビル

だって君は、他人にすぐ侵食されてしまうから…

ネビル

だからさ、僕と、一緒に…

ネビル

ね…？

ジョージア

ネビルなら、良いけど…

ジョージア

…管理人と、皆は、許してくれるかな…

ネビル

うん。だから、聞きに行ってみよう。

ジョージア

…うん

管理人

…入っていいよ。

ジョージア

失礼、します…

ネビル

すみません…ジョージアと二人で、部屋を使うことって可能ですか…？

管理人

良いけど…どうしたの？急に。

ネビル

…ジョージアが、心配なんです

ジョージア

あわ、これは、その…

管理人

…ふーん。面白いものが見れそうだ。

管理人

良いよ。部屋なんてたくさん余ってるから。

管理人

ルームメイト達には私から話しておくよ。

ネビル

ありがとうございます。

管理人

…とはいえ、そこまで離れるのは望ましくないな。

管理人

君らの部屋の手前の、あの部屋を使ってくれ。

ネビル

…はい。感謝します。

ジョージア

ありがとう…ございます

ネビル

それでは、失礼します。

アンジェラ

……管理人、

アンジェラ

職員達にあまり情けをかけるのは禁物ですよ。

管理人

わかってる。ただ…

管理人

少し、遊びたくなってね。

CHOCO

はーーー

CHOCO

良いですね…ついに同棲…

CHOCO

会ってまだ３日でこれは

CHOCO

ちょっと距離近いのでは…？過去に何かあったのかもですね…

CHOCO

これはお知らせなんですが

CHOCO

もうすぐ受験なので投稿頻度が著しく減ります。

CHOCO

下手すると一回も投稿できんかも…

CHOCO

受験前にたくさん投稿できるようにしますが

CHOCO

たぶんそこまで進めません。すみません

CHOCO

でもジョージアとネビルがえぐすぎて本当もう

CHOCO

らおるもいつかやろうと思っているので

CHOCO

まあ、これが完結したらですね。打ち切りは無いように頑張ります

CHOCO

ではー

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全然物語と関係無くて申し訳ないんですけど、1,5次元っていうのはどういうことですか?1D要素以上はあるっていうことはわかるんですが…。

ネビジョいいな(　-`ω-)b 全然投稿遅くなっても大丈夫ですよ！受験頑張ってください！＼(*⌒0⌒)♪

H-CHOCO

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