壮五
……?
ごろんとベッドに転がると廊下の方から陸が発作を起こした時のような音がした。
壮五
…陸くん…!?
急いで陸の部屋の扉を開けるも陸はすやすやと眠っていた。
呼吸音の主は陸の部屋の近くの部屋からだった。
呼吸音が聞こえる部屋を開けると、そこは環の部屋だった。
壮五
環くん…!?
環
ヒュッ、ハアッ、そ、ちゃん?ヒュッ、
壮五
環くんどうしたの!?!?
めちゃくちゃ焦っていた。
環
く、るしヒュッ、
壮五
大丈夫だよ。ほらゆっくり呼吸してみて。
何とか冷静を保とうとするも汗だくで、泣きながら酷い呼吸を繰り返す仲間を見ていると、心がギュッと苦しくなる。
環
ヒュッ、ふーっ、ヒュッ、ハアッ、
壮五
大丈夫。大丈夫だよ。過呼吸は吸えてないんじゃなくて吐けていないだけなんだ。だから吐くのに時間をかけてみて
環
ヒュッ、ハアッ、すー、ハアッ、ヒュッ、はー…すー、はー
壮五
…ん。もう大丈夫だね
環
はぁ…苦しかった…
壮五
うん。苦しかったね。もう大丈夫だよ
壮五
居間の方に行こう。温かいお茶を飲んだら落ち着くよ
環
ん。







