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満月の怪物

第2話 - 怪物について

2023年04月10日

#からぴち

#おりきゃら

カランコラム

ナレーション

白猪凛月をちょこっと紹介

ナレーション

名前：白猪凛月(しらい　りつ)
年齢：24歳
身長：167㎝
体重：52㎏
所属：アセファル機関
職業：アセファル機関研究本部本部長

ナレーション

他のキャラが出たらもしかしたらやるかもしれない。

ナレーション

それでは本編へどうぞ。

白猪凛月

私が貴方達を訪ねてきたのはこの豪邸に纏わるある噂話を解明しにきたからです。

じゃぱぱ

噂話？そんな話あったっけ？

たっつん

あれちゃうん？あの...怪盗Xのことじゃない？

なおきり

あ〜www

えと

あれねwww

じゃぱぱ

え！！もしかして怪盗X、噂話になってんの！？

白猪凛月

いえ、今初めて聞きました。怪盗Xってなんですか？

えと

この緑の人が嘘ついたことで生まれたキャラのことですので気にしなくてもいいと思いますよ。

白猪凛月

わかりました。気にしないでおきます。ところで貴方達1人1人の名前を伺ってもよろしいですか？

じゃぱぱ

いいですよ！僕はじゃぱぱです！

たっつん

たっつんで〜す

なおきり

なおきりです。

えと

えとです。

白猪凛月

わかりました。ちょっと待っててください。

ナレーション

4人の名前を持っているメモ長に記録していく白猪凛月

白猪凛月

終わりました。ではその噂話についてなのですが........

じゃぱぱ

あの〜ここで長々と話すのもなんですし中に入って話しませんか？

白猪凛月

いいのですか？

たっつん

全然大丈夫ですよ！

なおきり

そうですよ。それに今夏で外熱いですし。

えと

是非中に入ってください。

白猪凛月

では中に入らせてもらいますね。

白猪凛月

本当に凄い豪邸ですね。内部もこんなに凄いとは......

じゃぱぱ

俺たちも購入する時驚きながら内見してましたw

たっつん

もう家とゆうより完全にホテルやからな。

えと

内見してた時が懐かしく思えてきた。

白猪凛月

では本題に入ってもいいですか？

なおきり

ああ、はい。

たっつん

噂話って言ってたな。

じゃぱぱ

一体どんな噂話がこの豪邸にあるんですか？

白猪凛月

この豪邸に怪物が現れるとゆう噂話です。

なおきり

怪物！？

えと

え〜嘘！

たっつん

そんな噂あったん！？

じゃぱぱ

嘘ぉ！！

白猪凛月

もしかしてご存じではありませんでしたか？この町ではかなり有名な噂話なのですが。

じゃぱぱ

あー俺たち別の町からこの豪邸に引っ越してきたのであんまりここら辺の土地感とかはわからないんですよ。

白猪凛月

なるほど、わかりました。ではできる限りわかりやすく説明いたします。

ナレーション

白猪凛月は4人にある満月の夜にこの豪邸に怪物が現れることを説明した。

ナレーション

そして自分は本当にその怪物が現れるかどうか解明する為にやって来たのとその解明の為にカラフルピーチの力を借りたいとゆうことを伝えた。

たっつん

なるほどなぁ。

じゃぱぱ

わかりました。でもその怪物についてもっと詳しいことは何かわかっていませんか？

白猪凛月

それがわかっていないんです。町の人達にも色々聞き込みをしたのですが、特に有力な情報はありませんでした。

えと

うーんでも私たちもわからないからなぁ。

ナレーション

5人で「うーん」とずっと唸っている

白猪凛月

この豪邸に書斎などの本が置いてある部屋はありませんか？もしかしたらそこにその怪物についての本があるかもしれませんから。

たっつん

ああ〜確かにありそう！

じゃぱぱ

じゃあ早速書斎に行きましょう！

白猪凛月

あっ書斎あるんですね.....

えと

もふ君いないけどいいの？

なおきり

大丈夫でしょ！(適当)

じゃぱぱ

行こう行こう！！

ガチャ

じゃぱぱ

ここが書斎です。

白猪凛月

この中に怪物に纏わる本があればいいのですが。

たっつん

みんなで手分けして探そう。

えと

オッケー。

なおきり

了解しました。

じゃぱぱ

よーしみんなやるぞ！

ナレーション

手分けして怪物について書いてある本がないか探す一同

1時間後

えと

ねえ〜もしかしてこれそうじゃない？

ナレーション

そう言われ一同がえとの方向に顔を向けるとえとの手には鎖で厳重に開かないようにされている本があった

白猪凛月

もしかしたらそれかもしれません！

じゃぱぱ

やっと見つかったかぁ！

たっつん

疲れたぁ〜。

なおきり

ようやくですね。

ナレーション

散らかった本などの整理をした後一同はその本を開ける方法を考え始めた。

えと

これどうやって開けるの？

じゃぱぱ

鎖をどうにかしないと。

白猪凛月

それなら心配ございません。ちょっと待っててください。

ナレーション

そう言うと白猪凛月は一旦書斎から出て行った。

ナレーション

数分後チェーンカッターを持った白猪凛月が書斎に入ってきた。

たっつん

そんなもん持ってきてたん！？

白猪凛月

仕事の都合上こうゆう事が多いので常に持ってくるようにはしてます。

ナレーション

たっつんに答えながら手慣れた手つきで鎖を切っていく白猪凛月

じゃぱぱ

凄い......

たっつん

......

なおきり

......

えと

.......

ナレーション

黙々と切っていく白猪凛月の姿に圧倒される4人

白猪凛月

切り終わりました。

ナレーション

そんなことは気にせず使い終わったチェーンカッターを横に置き、表紙に「満月の怪物」と書かれた本を開く白猪凛月

ナレーション

他の4人も机に置かれ開かれた本を一緒に読む

ナレーション

この本にはこの町ができるまでの過程が書かれていた。そしてこの町がその怪物にずっと悩まされていた事がわかった。

ナレーション

この町は元々山に囲まれた田舎の農村であった。村の住民は他の地域の村と同じように農業をして生計を立てていた。

ナレーション

しかしこの農村は他の農村と違う点が存在した。それは月が1番綺麗に見える9〜10月の満月の夜に怪物が村に襲撃に来ることであった。

ナレーション

怪物の姿は真っ白で細長い身体そして鋭利な牙と爪を持っておりさらに鋭い嗅覚と聴覚を持っていたと書かれている。

ナレーション

襲撃の度に村の住民が半減するほどの被害を受けていた為、その9〜10月の間だけ村から離れて暮らす者も少なくなかった。

ナレーション

一回村の住民の一部が猟師などと協力してその怪物を倒そうともしたが襲撃の翌日には村中にその人たちの死体が無残にも転がっていたとゆう。

ナレーション

怪物に敵わないと思った村人たちは最後の綱として当時巨大ヘビなどの撃退で名を挙げていた巫女にその怪物の討伐を頼み込んだ。

ナレーション

巫女はそんな村人たちの想いを聞いて怪物の討伐を決めた。

ナレーション

そしてその年の雪が降る10月の満月の夜に怪物と巫女の戦いが始まった。

ナレーション

村人たちはその戦いをずっと見守っていた。

ナレーション

巫女は自分が最大限出せる力を出し怪物と戦った。怪物の両目を完全に潰し、片耳を機能不全にしたり大量の傷を与え善戦した。

ナレーション

しかし巫女も怪物に左腕を噛みちぎられ両脚を切り落とされてしまった。それでも巫女は戦うことを辞めず地面に這いつくばりながらも怪物と戦った。

ナレーション

しかし現実は残酷であった。

ナレーション

戦いの様子を見守っていた村人たちは「もう巫女はこの怪物には勝てない」と確信してしまった。

ナレーション

村人たちは戦いの最中である怪物に願い出た。

ナレーション

「その巫女を生贄として捧げるからどうか私たちの村への襲撃をもうやめてくれ！！」と。

ナレーション

その言葉を聞いた瞬間巫女は絶望した
村人たちのことを想い怪物と戦っているのにその肝心の村人たちは今自分をこの怪物に売りつけ自分たちだけでも助かろうとしているからである。

ナレーション

怪物は地面に這いつくばっている巫女と村人たちを交互に見る(両目を潰されてて見えない為匂いで判断している)

ナレーション

怪物は暫くそうした後「ﾏｲﾄｼﾋﾄﾘｲｹﾆｴｦｸﾚﾙﾅﾗｲｲﾀﾞﾛｳ」と言った。

ナレーション

村人たちはすぐにその怪物の提案を了承した。

ナレーション

怪物はそれを聞くと地面に這いつくばっていた巫女を掴んで山の方向に向かって歩き始めた。

ナレーション

巫女は連れ去れているにも関わらず怪物に対して何も抵抗せしなかった。ただひたすら自分を裏切った村人たちの方を絶望と恐怖の混じった表情で見ていた。

ナレーション

そのまま巫女を連れた怪物は雪が降る中暗闇の中に消えていった。

ナレーション

その後、怪物が村に襲撃しに来ることは無くなった。その代わりに毎年最低でも1人の生贄が怪物に捧げられた。

ナレーション

そして時が経ちここ周辺の山は全て削られ村も廃村となり町が建設された。

ナレーション

怪物が一体どうなったかは書いていない。

ナレーション

しかしこの豪邸周辺の土地は元々山であり怪物がいつも去っていく方向の山であったと書いていた。

ナレーション

そして最後にもしその怪物が生きており未だに生贄を求めているのだとしたらこの豪邸に住んでいく人が怪物の生贄になるのかもしれないと書かれていた。

パタン

白猪凛月

......

じゃぱぱ

......

たっつん

......

なおきり

......

えと

......

ナレーション

暫く全員の間で無言の時間が流れる

たっつん

これ......マジ？

じゃぱぱ

マジだとしたらヤバいでしょ。

えと

生贄って！

なおきり

ヤバいヤバいヤバい！

白猪凛月

......とりあえずここから出てリビングで話しましょう。

満月の怪物

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