今日も1人
暗い街中を歩く
街灯を頼りにしながら
自分が自分を落とさないように
気をつけて歩く
自分を消したくて
感情が高まって
傷を付けた右腕からは
まるでもう出ない自分の涙のように
肌をなぞっては地面に落ちる
その液体が雨に流れて
何もなかったかのように消えてゆく
やだなぁ
やだなぁやだなぁ
約束したのになぁ
なんでしちゃうんだろうなぁ
自分を殺さないでって
自分を大切にしてって言われたのになぁ
嫌いだなぁ
もう
水になりたいなぁ
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