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す れ 違 い

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す れ 違 い

1 - 佐野 万次郎 編

♥

6

2024年02月04日

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(* ´ㅁ`*)💨フゥー

(もうこんな寒い季節になったのかぁ、)

(早いなぁ、)

(万次郎、早く来ないかなぁ、)

万次郎

ごめんっ、ゼーハー

万次郎

おまっ、たせ、

(*´艸`)フフッ、寝坊?

万次郎

うん、

万次郎

久々で楽しみすぎて、

万次郎

昨日、眠れなかった、から、

(何時になっても万次郎は可愛いなぁ、(笑))

(私には可愛げなんて1つもないけど)

そっか(笑)

けど、私も久々に会えて嬉しい(*´꒳`*)

万次郎

(は、?かわ、天使?)

万次郎

(なのに、俺は―――)

万次郎

行こ、期間限定のやつ無くなる

うん!行こ!

万次郎

(あれ、どうやっていつも手繋いでたっけ、)

万次郎

(繋ぎたいけど、)

万次郎

(もう着くし、……)

万次郎

(久々すぎて分かんねぇ、)

(あれ、今日は手繋がないんだ、)

(なんか、寂しいな、)

(めっちゃ人多いなぁ、)

ッ、すみませっ、

あっ、まんじろっ―――

万次郎

りくっ、!

あっ、

(人混んでて万次郎とはぐれちゃった、)

万次郎

陸!!

万次郎、!

万次郎

よかった、

ごめんね、ありが――――

万次郎

俺が悪いから。

万次郎

とりあえず、手繋ご

万次郎

またはぐれんのもいやだし

う、うん、ごめんね、私のために、

万次郎

(クソッ、何やってんだよ、)

(万次郎、怒らせちゃったかな、)

無事買えたね!

万次郎

……、あぁ、

食べよ!

万次郎

うん、

(私、無理させちゃってるのかな、)

( .⤚.)ŧ‹”ŧ‹”

(なんか、前は美味しかったのに、)

(美味しくない気がする、)

万次郎

( .⤚.)ŧ‹”ŧ‹”

万次郎

(楽しくないし、)

万次郎

(美味しいのに美味しくない。)

万次郎

(陸に無理させて、)

万次郎

(分かってんのに、最低だ、俺。)

???

あれ?

???

万次郎、だよね!?

(……?どうしたんだろう、?)

万次郎

ん?

???

ほら〜!やっぱり!

万次郎

紗良はやっぱり

万次郎

騒がしいなぁ、w

紗良

う~る~さぁ~い!w

(仕事の人、とか、?)

紗良

その口塞ぐぞ!

紗良

(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆ポカスカポカスカ

万次郎

いってぇなw

万次郎

やめろよwww

(万次郎、笑ってる。)

(私の時は笑わなかったのに。)

( ・̆-・̆ )ムスッ

万次郎

それでさ――――w

紗良

なにそれwてか、これも―――――

万次郎

wwwww――――

10分後……

プルルルル

プルルルル

ごめん、万次郎、私、電話―――

万次郎

――――――www

紗良

―――――ww

(いいや、荷物持って電話かけ直しに行こ)

タッタッタッタッ

紗良

˙꒳​˙) チラッ

万次郎

それで―――――

万次郎

wwwww

紗良

(・・ )フイッ

紗良

えぇ~!?何々!?

お店の中

(電話の相手は――――)

春、ちゃん、

(春ちゃん、どうしたんだろう、)

プルルルル、プルルルル

もしもし、春ちゃん、?

春ちゃん

あ、陸出た

春ちゃん

もしもーし

なにかあったの、?

春ちゃん

いやさ、今××-○○に居るんだけど、

春ちゃん

なんか、今日限定でクレープ半額で買えるんだってよ

春ちゃん

一緒行かね?

(えっ、めっちゃ食べたいっ、でも、)

えっーと、

春ちゃん

どした?デート中か?

うん、そうだけど、、、

万次郎の方を見ると、

もう、1時間も経つのに、

まだ、紗良という女の子と楽しそうに話してて、

その姿はまるで、

円満なカップルで、

誰がどう見てもお似合いだ。

春ちゃん

なんかあったのか?

ちょっとね、(笑)

春ちゃん

じゃあ、尚更来いよ

春ちゃん

お前がまた傷ついて欲しくない。

うん、じゃあ、

行こう、か、な、……

春ちゃん

あぁ、待ってる

ブチッ

(切れちゃった、)

カランカラン

春ちゃん

お、きたきた

春ちゃん

よっ、陸!

春ちゃん

さっきぶり

うん、さっきぶり(笑)

春ちゃん

じゃ、選ぼーぜ(笑)

うん(笑)

ん~!おいひい~♡

春ちゃん

そか、よかったな(笑)

春ちゃんはサラダクレープで飽きないの?

春ちゃん

そんな甘ったるいの食えるかよw

はぁ!?ありえな!

人生損してる!

春ちゃん

そんな言うなら1口貰うわ(笑)

早く食べて!

こっちの世界へおいで!

春ちゃん

(。・н・。)パクッ

春ちゃん

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

春ちゃん

ん~、やっぱ甘ぇわw

じゃ、春ちゃんのも1口!

(サラダクレープは絶対認めない!)

(。・н・。)パクッ

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

ん!!意外にいける!

春ちゃん

だろ?

認めたくはないけど、

(交互に食べれば、)

(無限に食べれそう、……)

春ちゃん

で、?

春ちゃん

どうしたんだよ、?

………、

春ちゃん

言いにくかったらいいけど、

あのね、今日万次郎とデートだったんだけど、―――――

ってことがあったんだよね、

分かるよ、多分、私も、

あんまり、会えてなくて、

神経、質に、なって、たと、

思う、ん、だけ、ど、

だんだん、言葉が詰まる。

目頭がカァァァっと熱を帯びてく。

鼻声になって、

雫が零れ落ちていく。

1つ流したら止まらなくて、

少しの嗚咽と涙が、

溢れでてきた。

だんだん過呼吸になっていって、

苦しい。

気づくと、春ちゃんは私の隣に居て

背中をさすってくれていた。

万次郎

タッタッタッタッ

紗良

タッタッタッタッ

万次郎

いた、!

万次郎

陸!

紗良

陸ちゃん!

春ちゃん

陸、行こう、

(-ω・。`)チラッ..

目配せすると、

万次郎

陸、……、

紗良

陸ちゃん、

2人は申し訳なさそうに、

私を見ていた。

けど、今は戻る気には

到底なれない。

春ちゃんは、

何も言わずに

自分のジャンパーを脱いで

私に着させた。

春、ちゃん、風邪、ひくよ、?

春ちゃん

黙って着とけ

そう言って、

フードを深く被せられ

無言で、道を歩いた。

変わってないね(笑)

春ちゃん

そうか???

殺風景すぎ(笑)

春ちゃん

失礼だなぁ、おい

(*´艸`)フフッ

春ちゃん

んで、仲直りはすんのか?

あ……、

(、そうだよね、しなきゃいけなくなる、よね、)

今の行動を

振り返ってみると、

多分、きっと、

許してくれない、よね、

( ´ ᐞ ` )ハァー

春ちゃん

ま、無理にする必要もないと思うけど、

いや、そしたら一生お嫁に行けない、

春ちゃん

大丈夫だ、

春ちゃん

そしたら、

春ちゃん

俺が貰ってやるよw

ありがと、春ちゃん、

慰めてくれて

私行ってくるよ!!

春ちゃん

……、そうか、

春ちゃん

行ってら

うん!ありがとう!

行ってきます!

(凄い通知。)

(全然気づかなかった)

万次郎

お願い、見捨てないで。

12:42

万次郎

既読だけでもして、

12:43

ごめん、

12:45 既読

一瞬で既読がつく。

心臓の音がはっきり聞こえる。

鼓動が早くなる。

(なんて、言われるか、怖い。)

紗良ちゃんと会ったあそこの公園で待ってる。

12:48 既読

万次郎

分かったすぐ行く。

12:48

ハァッ、ハァッ

息遣いが荒い。

苦しい。

それでも、

真実を確かめたい。

そこに行くともう、

万次郎は待ってた。

紗良っていう子と一緒に。

ごめんね、呼び出して

万次郎

陸……、その、

うん、なぁに、?

万次郎

その、

万次郎

ごめん、1時間近くほったらかして、

うん、

けどさ、私が聞きたいのは

それじゃない。

万次郎

……、?

その人とは、本当に何も無いの?

万次郎

うん、やましい事は何も無い。

万次郎

てかこいつ、結婚してるし、

紗良

٩(๑´꒳ `๑٩)イェーイ

万次郎

子供いるし、

万次郎

ただの仕事仲間。

紗良

そうそう!!だから何も心配しないで!!

そっか、

それで、?

万次郎

え、それでって、

紗良

え、アンタそれで終わり?

紗良

別れたいの?マイキー

紗良

殴るよ?

万次郎

明日、デートもう1回仕切り直しで
行ってください!

ん、いいよ(*´꒳`*)

次、同じ事やったら、許さないから!!

万次郎

あぁ、任せろ

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