わはは
あれから物忘れが多くなった。
三_途
先生
三_途
三_途
三_途
三_途
先生
三_途
三_途
先生
公式が分からなくなった。
得意だった分野も
出来なくなった。
灰谷_弟
三_途
三_途
三_途
灰谷_弟
三_途
灰谷_弟
三_途
不安
その言葉しか頭にない
いつか家の位置も忘れてしまう
そう思うと夜も寝れなかった
毎日夜になるとひたすら願う
『竜胆の事を忘れませんように』
三_途
正直16年間生きてきた中で
病気の事なんて
一生関わることはないと思っていた
でも若年性アルツハイマーと聞いて
怖いという気持ちしかなかったのを覚えている。
親に泣きつく日もあった
三_途
お母さん
お母さん
お母さんは優しく俺の背中を撫でてくれて
お母さん
お母さん
お母さん
そう言ってくれた
でも何故だろう
あまり泣かないお母さんの目には
薄ら涙が浮かんでたんだ。
時々目が腫れるんだ。
灰谷_弟
灰谷_弟
三_途
灰谷_弟
三_途
三_途
灰谷_弟
嘘だよ
泣いたよ
怖いの。
病気が、
竜胆の
体温も
声も
顔も
好きだったところも
全部忘れちゃうんだよ。
灰谷_弟
三_途
幸せだよ。
俺は幸せ。
灰谷竜胆という存在に出会ったから
誰にも渡したくないよ。
俺だけ見ててよ。
でも叶わないよ。
きっと。
先に傷つけてしまうのは
俺だね。
意味不なとこ多いからあったら言ってね ·͜·
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