テラーノベル
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目が覚めると、病院にいた
ばぁう(生前)
てると(生前)
あなた誰ですか?
そう、僕は口にした
ばぁう(生前)
ばぁうくんは、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた
モブ
モブ
モブ
モブ
それから、僕が記憶喪失になる前は、軍の人と仲良くしてたらしい
しかし、記憶喪失になって、段々と人が変わったらしい
力も、地位も獲得した
それからよく、訓練をした
もう
守りたいと思ったものは、もうないのに・・・ 意図的に、なくなってしまった
俺にはもう
失うものがない
だから、せめて
味方の綺麗な手と、温かい日常を守れる人
そうあって死にたい
そのためなら、味方から嫌われてもいい
憎まれてもいい
・・・もう慣れたから
敵も、きっと同じだろう 帰りを待っている、家族も、大事な人も、まだ生きたい人もいる
でもここは、
相手の人間性を否定しないと生きていけない
俺達は相手に銃を向けられる
別にそんなこと気にしていない
ただ
俺達に銃を向けたなら、
向けられる覚悟はあるってことだよな・・・?
でも、もう
ばぁう(生前)
この世界は、
一日、一時を過ごすのに、
命をかける
てるちゃんが記憶喪失になって軍人に嘘の情報を伝えられて、記憶を改ざんされたんだ
守るものなんて、もう、とっくのとうになくなってしまったんだ
・・・俺はなんのために生きているの?
これから俺は、
意味のない殺戮を繰り返した
自分の存在意義を探すために
なんのためにこんなことやっているんだ?
どっちも望んでいない、戦争を
それはきっと
上司と敵の意見がすれちがってしまったからだ
俺は無心で銃を握りしめた
人を殺すために・・・
後に有名となった、
戦場の【殺戮中将】の誕生のきっかけだった
その行いのせいか、
俺は原爆に巻き込まれた
皮膚がいたい
放射線や熱線、爆風を浴びたから、全身に重篤な症状が現れた
強い全身の脱力感、激しい吐き気、嘔吐、発熱もか・・・?
俺は地獄でも生き延びた
差別が酷かったなぁ・・・
約1ヶ月後に、脱毛、紫斑、歯ぐきからの出血、血便、血尿下痢、高熱、全身の倦怠感の症状が出てきた
それでも俺は戦場にたった
誰もが嫌悪を抱いても
そして俺は、自爆をし、
幸せと地獄が混ざりあった生涯を閉じた
コメント
15件
うわ、重い…。記憶喪失で軍に利用されて「殺戮中将」になっちゃったてるちゃんの過去編、めっちゃ胸にくるわ。「失うものがないから守る」って自己矛盾抱えて戦い続けるの、辛すぎる。原爆に巻き込まれても戦場に立ち続けた壮絶さがひしひし伝わってきた。てるとがこの後どうなるのか気になる…。