(良い背景ありませんでした🙏)
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保育園の先生
中から出てきた保育士さんが、 にこやかに出迎えてくれる。
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保育園の先生
くパタパタパタ
先生がスリッパで廊下を 駆けていく音が聞こえる。
くりうらく ~ ん、お兄さん お迎え来たよ ~ !♪
くはぁ ~ いっ!✨
りうらを呼ぶ先生の声と、 それに返事する、夕方だと 言うのにかなり元気な声。
くドタドタドタッッ!!
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『ふたば組』と書かれた 部屋から出てきて、僕に 向かって両手を広げる、 僕の弟のりうら。
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抱っこしてあげてから 頭を撫でると、嬉しそうに 「えへへ」と笑うのが 本ッ当に可愛い。((
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そう言ってりうらが 後ろを指さすと、 微笑しながら、先生が ふたば組の部屋から出てきた。
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保育園の先生
保育園の先生
そう言って、りうらに帽子を 被せ、鞄を手渡す先生。 手慣れてるなぁ、、流石…((
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保育園の先生
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保育園の先生
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保育園の先生
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自宅まで割愛_
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…既に帰ってきているはずの いむくんから返事がない。 家の中は、静まり返っていた。
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すぐ目の前に、きちんと 揃えて脱いである いむくんの靴に目を落とす。
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…すると、なんだか 良い匂いがしてきて、 りうらを抱っこしたまま その匂いに引き寄せられる ようにリビングへ向かった。
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キッチンから出てきた、 エプロンをしたいむくんが こちらを見て少し驚いている。
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少し俯き、コクッと 頷くいむくん。
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と言って頭を撫でると、 驚いたようで、目を見開き こちらを見上げている。 でも、照れて嬉しそうに しているのが可愛い。
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りうらが目を輝かせて、 僕の服を引っ張っている。
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そう言われてふと思い出し、 周りを見ると屍の山。
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でも、こんなアングラの自分が、 一般人の彼を好きになっていい 訳がない。
だから、また会えたら、とは 言いつつも、名前は聞かなかった。
聞いたらきっと、諦められなくなる。 忘れられなくなるから。
好きな相手だからこそ、こんな 汚れきった世界に足を踏み入れて ほしくない。
そんな汚れきった世界で生きる 自分と関わってほしくない。
そう思い忘れようとする気持ちと、 彼にまた会いたいという気持ちが 心の中でせめぎ合っていた。
これが皆の言う"恋の苦しさ" なのだと、やっと分かった。
もしまた会えたなら、きっと 俺は名前を聞いてしまう。 彼のことを、知りたくなってしまう。
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…自嘲気味に笑う。 愛のない環境で育ってきたせいか、 すぐ他人に依存して、愛を求めて しまう自分が嫌いだ。
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そう言って悲しげに笑う彼もまた、 誰かに恋をしているのだろう。
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紫髪の彼のことが頭に浮かぶ。
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そう言って、照れくさそうに 後頭部に手を当てる。
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と、柔らかく微笑む彼はきっと、 "こんな仕事"をしていなければ 相当モテていたのだろう。
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喧嘩ップルはよ結ばれろ((