一架
なに………これ……
街は火に覆われていてあちらこちらに人の死体が落ちている。
斗弥
…あんま……下見んな
一架
…うん。。。
残酷すぎる……。
そこで、私達は衝撃的なものを見た。
一架
っ!?!?
斗弥
母……さん……??
斗弥のお母さんが転がっていた。
斗弥
母さん……母さんっっ!!!
一架
……!?
斗弥のお母さんの少し離れた場所に見覚えのある死体があった。
一架
お母さん……
もう涙もでなかった。
斗弥
一架の…お母さん……
一架
…斗弥。行くよ。
私は斗弥の手を引っ張って走り出した。