テラーノベル
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あの日、彼女の部屋で焦げたクッキーを食べながら、俺は初めて本当に彼女の心の扉が少しだけ開いた気がした。
緑 。
橙 。
緑 。
橙 。
緑 。
緑 。
橙は顔を背けて、ぽつりと言った。
橙 。
緑 。
橙 。
緑 。
緑 。
彼女はじっと俺の目を見て、ゆっくりと小さく頷いた。
橙 。
その言葉が、ぽっと部屋の空気を暖かくした。
それからというもの、俺たちの関係は少しずつ変わっていった。
クラスでの彼女は相変わらず冷たい雰囲気だったけれど、俺にだけ見せる顔が増えた。
笑顔、冗談、そして時には弱さも。
緑 。
橙 。
そんな何気ない会話が、いつも心地よかった。
緑 。
橙 。
でも、その言葉には確かな温もりがあった。
コメント
1件
ついにありがとう言えた!! 続き待ってます!