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この物語は、エンゲルルートと、ラナルートで分けます
ラナ
エンゲル
ユノ
ラナ
この明るくてパペットをはめた子は初めて会う子だな、ラナって言うのか
身長はクレアくらいで、おそらく同学年の2年だろう
クレアによると、カップケーキを作ったのはこの子らしい、
クレア
クレアはそう私に耳打ちして、みんなの方へ顔を戻した
クレア
ラナ
クレア
エンゲル
クレアやラナとは違って少し大人びていて、優しそうな彼はエンゲルと言うらしい、
クレアやラナと一緒にやるのはさぞたいへんだろう
ユノ
クレア
アビー
アビー
アビーは少し微笑む
去年同じクラスだったからお互いのことは知っている
とはいえそんなに話はしなかった
アビーは本当にいざとなったら少し頼れる、だが臆病で頭が悪く、なんどもFをとりそうになっていた
ユノ
クレア
クレア
ラナ
クレア
エンゲル
机を並べて作ったテーブルがある
クレアの言った通り、アビーとクレアの隣が空いていた
ラナとエンゲルは教室の隅へ向かった
ラナはホイルで包まれたトレイをとり、エンゲルは物置を開けている
居心地の悪さを感じつつ、クレアの隣の席へ座った
トレイを持ったラナが、誇らしげにテーブルへやってきた
ラナ
ラナ
クレア
ユノ
ラナがホイルをめくると、そこには12個程の可愛い猫のカップケーキが顔を見せた
猫のヒゲはアイシングで、耳は少量のチョコで作られていた
アビー
ラナ
ラナ
クレアがカップケーキを手に取り、アビーと私も続いた
クレア
クレアは口いっぱいに頬張っていった、顔にはアイシングが着いてしまっている、
私は食べやすい向きを探してカップケーキを回す
ラナは黙りこくっている
私が食べるのを待っているのだろうか
ついにカップケーキを口に運ぶ
アイシングは甘く風味豊かでーーーほんとにラナがつくったのかな?
ユノ
ユノ
ラナ
ユノ
ラナ
ユノ
ラナ
ラナ
ユノ
ラナの謎の理論に降参して、会話を終わらせる
エンゲルはティーセットを抱えてテーブルに戻ってくる
彼は慎重にティーセットをみんなの前に置き、カップケーキのあるトレイの横にティーポットを置いた
ユノ
エンゲル
エンゲル
ユノ
アビー
エンゲル
エンゲルはからかわれてそっぽを向いた
エンゲル
ユノ
ユノ
エンゲル
エンゲルはホッとしたように微笑む
アビーは少し眉を上げ、そしてほんのちょっと口角が上がっていた
アビー
ユノ
この質問を私は恐れていた、
実はクレアに引っ張られて来たんだ、と言うべきでは無いと思う、
ユノ
アビー