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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ティアナ・シュロット

うっ…酒くさ…

ティアナ・シュロット

シアラが偽名で資料作ってくれたおかげで、面接でもすんなり通れたし

ティアナ・シュロット

さっさといこ〜

ティアナ・シュロット

えーっと?たしかここら辺で集まるはず…

風俗店員

あ、シュワルツさんですか?

ティアナ・シュロット

え?あ、はい!

風俗店員

ではこれから店舗へ行きますので、着いてきてください

ティアナ・シュロット

分かりました!

風俗店員

それにしてもシュワルツさん

ティアナ・シュロット

はい?

風俗店員

あなたとても美人なので嬢としても働けますが…どうです?

風俗店員

そちらの方がお給料もいいですし

ティアナ・シュロット

お断りします。

風俗店員

なぜです?

ティアナ・シュロット

いや…人と話すのは少し苦手でして…

ティアナ・シュロット

殿方と2人で話すのは荷が重いですよ

風俗店員

なるほど…失礼なことをお聞きしました

ティアナ・シュロット

いえ、平気です

風俗店員

(どこかのお嬢様か?家出とかしたのかな…)

風俗店員

(言葉遣いも綺麗だし…身なりも綺麗)

風俗店員

(ボーイとしては勿体ないな)

風俗店員

あ、ここです

風俗店員

入りましょう

ティアナ・シュロット

はい

風俗店員

あとは先輩のボーイに任せますね

ティアナ・シュロット

は、はい

先輩ボーイ

あ、お前が新人ボーイか?

ティアナ・シュロット

あ、ルラ・シュワルツです!よろしくお願いします

先輩ボーイ

いい体してんじゃねぇか。顔もいい。嬢やりゃいいのに

ティアナ・シュロット

いえ、男性と話すのは慣れていなくて…

先輩ボーイ

ふーん

先輩ボーイ

じゃあお客様を案内する時のことから教えてくな

ティアナ・シュロット

はい、よろしくお願いします

ティアナ・シュロット

(さて、情報収集での仕事だけど、仕事は仕事だし、真面目にやろ)

先輩ボーイ

しっかりメモとっとけよ

ティアナ・シュロット

はい!

先輩ボーイ

まず最初に、「いらっしゃいませ、お客様。どの娘を指名致しますか?」っつうんだ

ティアナ・シュロット

いらっしゃいませ、お客様。どの娘を指名致しますか…ふむふむ

先輩ボーイ

もし誰でもいいって言われたら手が空いてるやつ案内してやれ

先輩ボーイ

指名先が決まったら、次は席へ案内するんだ。1人なら個室に、2人以上ならあそこの席に連れてけよ

ティアナ・シュロット

分かりました!

先輩ボーイ

あ、あとな

ティアナ・シュロット

はい?

先輩ボーイ

たまに、キャバ嬢にセクハラする輩がいるから、その時は俺呼べよ

ティアナ・シュロット

分かりました。

先輩ボーイ

次はキャバ嬢たちの紹介だな、着いてこい

ティアナ・シュロット

はーい

先輩ボーイ

おーいお前らー

キャバ嬢達

ん?なに?

先輩ボーイ

新人のボーイがいるから紹介する

キャバ嬢達

え!どんな子どんな子?

ティアナ・シュロット

あ、初めまして、ルラ・シュワルツです!今日からここで働くことになりました。よろしくお願いします!

キャバ嬢達

可愛いー!女の子よね?なんでボーイ?

先輩ボーイ

本人の要望だ

キャバ嬢達

へ〜!

キャバ嬢達

これからよろしくね!ルラちゃん!

ティアナ・シュロット

はっはい!(あれ?思ってたのと違うな…優しい)

先輩ボーイ

じゃあ、実際に接客してみるか

ティアナ・シュロット

はい!分かりました

先輩ボーイ

ほら、客が来たぞ

ティアナ・シュロット

は、はい!

ティアナ・シュロット

い、いらっしゃいませ、お客様。どの娘を指名しましゅ…すみません

お客さん

はっはっは!新人さんかい?頑張ってるねぇ!

ティアナ・シュロット

あ、ありがとうございます。どの娘を指名致しますか?

お客さん

今日は飛鳥香ちゃんにしようかな!

ティアナ・シュロット

かしこまりました。飛鳥香ですね。お席にご案内したあとお連れします

お客さん

よろしくね〜

ティアナ・シュロット

こちらのお席へどうぞ

お客さん

よいしょっと

ティアナ・シュロット

それでは飛鳥香を連れてきますね

お客さん

お願いね

先輩ボーイ

初めてにしては上手いぞ。でも次からは噛まないようにな

ティアナ・シュロット

はい!練習します

先輩ボーイ

ほら、飛鳥香呼んでこい

ティアナ・シュロット

はい!

ティアナ・シュロット

飛鳥香さん、指名が入りました

飛鳥香

ん、はーい今行くねー

キャバ嬢達

いってらっしゃーい

飛鳥香

いってきまーす!

飛鳥香

あっ!年さん!来てくれたんだー♪

お客さん

飛鳥香ちゃんの為に来たよ〜!

ティアナ・シュロット

それでは、ご注文がありましたらこちらのベルでお呼びください。

お客さん

はーい、ありがとね

ティアナ・シュロット

ふぅ、接客も大変だな

先輩ボーイ

そうだろ?でもその中で、仲間ができたり、嬉しいことがあったりするんだよ

ティアナ・シュロット

そうですね。

ティアナ・シュロット

ところで、ここのオーナーさんはどんな方なんですか?

先輩ボーイ

あー…正直、キャバ嬢にもボーイにも嫌われてる

先輩ボーイ

お前も、オーナーが来たらすぐどっか逃げろよ

ティアナ・シュロット

なんでですか?(今回のターゲットだから接触しなきゃ行けないんだけどな…)

先輩ボーイ

あー、お前絶対オーナーに気に入られそうだから

ティアナ・シュロット

が、頑張って逃げます

先輩ボーイ

おう、頑張れ

30分後

先輩ボーイ

あ、おいルラ

ティアナ・シュロット

はい?なんですか先輩?

先輩ボーイ

お前1回休憩行ってきていいぞ、ほかのボーイ呼んでこい

ティアナ・シュロット

ありがとうございます!分かりました

ティアナ・シュロット

えっと、休憩入ります!

ボーイ

ん?あぁ、じゃあ俺行ってくるなー

キャバ嬢達

行ってらっしゃい〜

ティアナ・シュロット

ふぅ…(ゴクゴク

キャバ嬢達

ねぇねぇルラちゃん?

ティアナ・シュロット

はい、なんですか?

キャバ嬢達

髪いじってもいい?

ティアナ・シュロット

え?

キャバ嬢達

ルラちゃんの髪の毛すごく綺麗だから!ね?

ティアナ・シュロット

わ、わかりました

キャバ嬢達

やった!

ティアナ・シュロット

(綺麗なお団子…)

キャバ嬢達

きゃー!可愛いー!!!

ティアナ・シュロット

ヘアメイクお上手ですね

キャバ嬢達

もともと美容師だったからね〜

キャバ嬢さん達と雑談して…

先輩ボーイ

ルラ、こいつと交代だ

ティアナ・シュロット

あ、はーい

キャバ嬢達

じゃあねールラちゃん!

ティアナ・シュロット

はい!また後で

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