俺の名前は竹内隼人。サッカー部に入部してる。
最近の気温は暑くて気が失いそうで辛いけど、
毎回俺を助けてくれる女性がいるんだ。
早由
隼人くん!今日もお疲れ様!
隼人
お…おう。ありがとな!
早由
^ ^
いつものように励ましてくれる変な奴だ。 あっ…そうだ!
隼人
ねえ早由ちゃん。
早由
なーに?
隼人
明日山川神社の近くでお祭りがあるんだけど、一緒に行かない?
俺は緊張しながら言った。こういう事を言うのが一番苦手だけど、二度とないチャンスだと思ったんだ。
早由
全然いいよ!隼人くんと一緒に行くと楽しいから。
隼人
…///
その言葉がとても嬉しかった。
~次の日~
隼人
今日は早由ちゃんと遊べる!とてもワクワクするな〜。
隼人
早く来ないかな〜
そんな事を言っている時に…
早由
隼人くん!
隼人
おおっ!!!
背後から押された
隼人
びっ…びっくりしたわ
早由
HAHAHAHAHA
早由
驚いた??^ ^
隼人
驚くだろ…はぁ…はぁ…
息が切れるほど驚いたけど、嫌いではなかった。
その後に色々食べて遊んで楽しんだ。
でも今日は…早由に告白するんだ。。。今やらなければ終わってしまうから。
隼人
あのさ…
早由
ねえ隼人くん。
隼人
…どうした?
早由
ちょっと一緒に来て。
隼人
え?
早由
いいから早く!
隼人
ん…なんだよ…
せっかくのチャンスだったのに、早由に邪魔されたわ…とても悔しい…
しかも告白する相手に…
でも早由と一緒に行く場所は…
誰も来た事がないような場所だった。
早由
ねえ隼人くん。
隼人
なに?
早由
この前私にプレゼントしてくれた事… 覚えてる?
隼人
あぁ、覚えてるよ。
隼人
それがどうしたの?
早由
いや…私ね
早由
あのプレゼントが来た時、ここまで生きて来れて良かったと思ってるの。
早由
隼人くんが私にプレゼントしてくれた事がとても嬉しかったんだ。
早由
ずっと前から誰かに馬鹿にされて、苦しい日常を過ごしてた時があったから。
早由
でも…そんな私を救ってくれた。
早由
こんな私みたいな臆病者を、隼人くんが助けてくれたの…
早由
だから、これからも彼と生きていきたいと思ったの。
隼人
早由…
俺は知らなかった。早由には何も問題ないと思ってたのに… いつも笑顔で話していたのに…
早由
だから…私は隼人くんに!
隼人
待て。
隼人
それは俺から言わせてくれ!
早由
えっ…
隼人
俺だって、早由を大切にしなきゃいけない存在だと思ったんだ。
隼人
俺だって馬鹿にされた時期もあった。皆が優秀な成績をとって俺だけ最悪だった事があった。それのおかげで皆から、「のび太みたいに馬鹿だな〜」って言われた事もあったけど…
隼人
だけど…
隼人
お前を守り抜く事だけは自分自身でも馬鹿じゃないと思ったんだ。
隼人
俺が試合した後も、心配してくれたり、俺が悲しくなった時も
隼人
お前が助けてくれたんだ。
隼人
だから…
隼人
次は必ず俺が君を守る。
早由
隼人くん…
早由
…
言えた…
俺は言えたんだ。
早由
ありがとう…隼人くん。やっと君に言えた…
隼人
これからもよろしくな。
早由
…うん!
俺はこの長い間、辛い時期もあったけど…
やっとここまで辿り着いた。
次はどんな事で相手が喜ぶプレゼントを送ればいいのかな。
今考えても難しいから
また今度考えよう。






