何を言っているのか分からない。
ので、何を言っているのか分からないという顔をしてみる。
玲王は暫く俺の瞳を見つめたあと、
玲王
と肩を竦めて鼻を啜った。
なになに、どういう状況?
助けを求めようと再び凪に目を向けると、パッチリと開いた凪の黒目と目が合った。
潔
必死にアイコンタクトを送ってみるも、彼はフルフルと首を横に振って
凪
と口パクしただけだった。
口にお湯が入らないように。
潔
……じゃなくて!!
潔
潔
潔
玲王
潔
プルプルと怒りで震える玲王に、ガッシリと両手で両肩をホールドされる。
潔
かと思えばいきなりぽろぽろと涙を流しだした玲王に、
潔
と思わず声を漏らすと、ピシャン、と凪から俺目掛けてお湯が飛んできた。
いやどうしろと。
とりあえずこぼれ落ちるその涙を拭ってやると、玲王が赤い顔してこちらを見つめてくる。
玲王
潔
玲王
潔
潔
潔
潔
分かった、分かったから、凪はお湯をこっちに飛ばすのやめろ。
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