*人生の間*
グルッペン達を出迎えた男
その見た目はしんぺい神と瓜二つだ
スカイ
待ってたよ、幹部の皆様
スカイ
僕は上層部No.12のスカイ
スカイ
この組織では医学を専門で所属しているよ
スカイと名乗った男は座っていた椅子から立ち上がる
首にぶら下げている自身の名前が書かれたカードと着物に似た服を着ている
よっぴー
本当に……医者なのか?
スカイ
あながち間違いじゃないよ
スカイ
カードは活動名で書かれてるけど、れっきとした医者だ
スカイ
証拠に、医師免許も保有してる
彼は首にかけているカードを持ち上げみせる
正真正銘、彼が医者だと証明するのに値するものだった
スカイ
ここまで来ているんだから、原理はわかるよね?
スカイ
人生の間、僕が求む個性は『空色の個性』
スカイ
適正者はただ1人。お話しましょう?しんぺい神様
彼はしんぺい神を指名し手を差し出す
無論、警戒はしているが適正者以外の身動きが取れ無くなることが多い中で、しんぺい神を守ろうと動ける人間はいなかった
しんぺい神は覚悟を決めたようにスカイの手を取った
スカイ
大丈夫。僕は少ししんぺい神様とお話がしたいだけ
スカイ
他の皆様には危害を加えないよ、絶対
しんぺい神
……本当だよね?
スカイ
うん。無意味な争いは僕、嫌いだから
しんぺい神の手を引っ張るスカイは、いつの間にか現れた椅子にしんぺい神を座らせ、自身も対面にある椅子に腰掛けた
スカイ
僕からしんぺい神様に応えて頂いたいたった一つの問題があります
スカイ
この部屋のクリア条件は”しんぺい神様が提示する応えで僕が納得させる事”です
スカイ
構いませんか?
しんぺい神
いいよ、どんな問題でも、可能な限り応えてあげる
しんぺい神
伊達に”世界一の医者”とは言われてないからね
スカイ
……良いでしょう
スカイ
では、問題です
スカイ
しんぺい神様は……
「生死をどの様にお考えですか?」