美夏
……さ、着いたで
夜月
…わーお
着いたα国は。 いかにも、治安の悪い国って感じやった
建物はボロボロで、落書きが目立つ 空気も心做しか土色だ。
ここまで悪いと、衛生環境もヤバそう。
噂には聞いていた。 α国は、兵に全部を注いでいる国だと
奥に見える兵士用の訓練場は綺麗だし 噂は本当のようだ
夜月
…話し合いの場所、どこなんだっけ?
美夏
確か真っ直ぐ行って…
夜月
はぁ…行きたくない…
夜月
…(密室かぁ)
失礼ですが…
そちらの男性には席を外して頂きたい
美夏
……
美夏が目でこちらへ聞く。 なので、私はきっと大丈夫だと返した
美夏
なんかあったら、すぐここ入りますんで
あぁ、分かったよ
夜月
…
夜月
(外交とかめんどくさすぎ、、)
地獄の1体1の外交が始まってしまう。
あぁ"ぁぁぁぁ!!
やめてくれ"っ…!!
希咲羅
…あれ?
希咲羅
てか君たち、るぅあの軍の人間じゃん
ー血の匂いが充満し 爪や耳が冷たい地面に落ちる
こんな状況で情報を吐かない人は そうそういない
…
希咲羅
ねぇ、言ってごらん?
希咲羅
どこの国に脅されたの?
…っ
α、国だ……
希咲羅
…!
なぁ、もう言ったからいいだ________
α国…夜月が今日外交に行くって…
希咲羅
…おい
なんだよ…っ
もう話したからいいだろ!?
希咲羅
詳しく教えろ
……っひ!?
夜月
________ということで
夜月
この提案をさせて頂きます!
…分かった、条件を呑もう
夜月
ありがとうござ____
ただし
こちらにも条件がひとつあるよ
夜月
…?
夜月…と言ったかね?
君、うちの国に来ないか?
夜月
…と言いますと?
なぁに、ちょいと裏切るだけさ
夜月
…
あの首相…るぅあ?と会って話したが…
どうも胡散臭いしな
あんな奴に着いていくより、α国の方がいいだろう
夜月
…
それに、あの女_____
いい度胸だな、こいつ。
拳を思い切り机に振り下ろす
夜月
……首相を悪くいうような輩とは
夜月
外交をお断りさせていただきます
…な!?
夜月
…私らがお前らと外交辞めても、損ねぇから
美夏
夜月!大きい音したけ…
美夏
ど……?
夜月
…美夏、帰ろっか
美夏
…お、おん……?






