男の子みたいな『女の子』

数十分前…

学校周辺ﾀﾞﾖ☆

スタートという声が聞こえた途端皆が一斉に走り出す。

ほぼ一列に走る音駒のメンバーの僕は

最後尾にいた

みんなに付いていこうと必死に走っていたら いつの間にか柚希は知らないところにいた

声を掛けてきたのは、懐かしい人だった、、

懐かしい、あの時、

忘れたいほど嫌だったメンバーの一人…

相手は“私”が柚希だとは気づいていないようだった、

『僕』は気づかれたいように演じることにした。

(日向はゆずる[柚希]のことを自分より低いから 一年だと思ってます)

回想

れん、しゅ、う、、み、んな、、

その瞬間、僕はなにも言えなくなった。

『練習』『皆』

『私』の嫌いな言葉だ…

『ごめんなさい 』

『練習してるよ？』『一緒に練習しようよ、？』

『ちゃんとノートとってるし復習も予習もしてる。』

『私はその皆にはいらなの？』 『私のこともわかってよ』

『努力なんていくらでもしてるよ、』

『ちがう、、サボってなんかない』

ちが、う、、

ちが、、

わたs…“僕”はまちがってるの、？

あれ、、なにも言えない…

体も動かない…

息が、、できない、？

『たすけ、、、て』