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A new story begins
虎杖 悠仁
虎杖 悠仁
明るい向日葵みたいな声が差す
釘崎 野薔薇
伏黒 恵
即答する伏黒君
虎杖 悠仁
思わずツッコんだ虎杖君
釘崎 野薔薇
そう言ってこっちを見る眼差しはとてもあたたかかった
羽 瀬 月 乃
虎杖 悠仁
そう言うとすぐに行こうと言ってくれた
釘崎 野薔薇
虎杖 悠仁
伏黒 恵
不満げに言う彼
釘崎 野薔薇
自由に泳ぎ廻る魚たち
群れて泳ぐ魚たち
珍しい魚
そんな姿に目が離せなかった
虎杖 悠仁
虎杖 悠仁
無理やり連れてこられた伏黒君は何も言わなかった
羽 瀬 月 乃
羽 瀬 月 乃
伏黒 恵
不満そうだったけどその瞳は嘘をついていなかった
虎杖 悠仁
釘崎 野薔薇
羽 瀬 月 乃
もう一度水槽の方に視線を移した
私は1匹のクラゲに目を惹かれた
群れる事なくただただ独りで水槽の中に漂う
羽 瀬 月 乃
思わずそう言葉が零れた
伏黒 恵
そう問いかける伏黒君の瞳は
水の蒼を反射していた。いつもに増して青かった。
羽 瀬 月 乃
すごく楽しい想い出になった
羽 瀬 月 乃
父
羽 瀬 月 乃
父
暗殺は────────
〇〇✕✕年 8月5日 今日は皆で水族館に行った。 水槽に囚われているのにもかかわらず自由に泳ぎ廻っていた魚たちに目を奪われた。 ………また、行きたいな。 お父様にまだかと問われた。もう駄目だ。 私はもう永くない。 あんなに優しくしてくれて暖かい人を殺すなんて 私には出来ない。
Continued next time